狙われた美姉妹
狙われた美姉妹
 海外に駐留するエリート商社マンの両親と離れて、大学生の姉と暮らす女子高生恵利香。ある日薬物を盛られてトイレで自慰に耽ってしまった所をクラスメイトに盗撮され、脅迫されていかがわしいブルセラショップに連れ込まれてしまう。そこに待っていたのは、かつて母親の恋敵だったと言う鬼婆のような正代と級友陽子の醜い母娘と、化け物のようなゲイボーイ調教師3人組。こうして美しい姉妹を奈落の底に突き落とす、情け容赦ない性奴隷調教が始まった。悪夢のような性感責めにすすり泣く美姉妹が、地獄の果てに見たものは?(約86万字完結)
ⅩⅣー4.全身性感検査と吹き上げる潮(6539字)

「痴漢」イメージプレイにより、セーラー服を着たままの体を4人の男たちにまさぐられて激しく極めてしまった美姉妹は、身に着けていた下着の販売が終わり男たちの手が離れてようやく一息付いた。だが媚薬ローションをこってりと盛られた体は二度や三度極めたくらいでは欲情が治まらず、さらなる刺激を求めてジーンと甘美な疼きを再燃させ始めていたのである。

「このように、初めて店に来た2人はちょっとお触りしただけでエロエロになってしまう、とてもえっちな女の子であることが、すぐにバレてしまいました」

 美姉妹がいかにして性奴隷に堕ちていったのか、客たちに語る陽子のアナウンスは勝手なものだったが、執拗なローションの疼きに悩む2人はそれを受け入れ、はしたなく刺激を求めて止まない体を持て余し気味だった。そして陽子はそんな美姉妹の体の欲情を見透かしたように言う。

「そこでパラダイスでは、この2人の全身性感帯検査を行いました。その結果大変興味深い事実が発覚したのですが、それは今から皆さんの目でご確認下さい。それでは検査係を1人につき4人で計8人募集しま~す」
「おほほほ~、えっちな検査をしてもらうのね。ヌギヌギしましょ~」
「さ、台の上に上がって、アンヨはパカッと開きましょうね~」

 マゾヒズムに染まった絶世の美少女を性的にいたぶる喜びに胸を躍らせる男たちが、検査係として集められ5百円を徴収されている間に、ゲイボーイたちは美姉妹の衣服を剥ぎ取り全裸で「お立ち台」の上に寝かせると、世にも卑猥な格好で拘束していった。従順に両脚を大きく開いた2人の膝小僧同士に突っ張りポールのような伸縮する棒が嵌められ、絶対に閉じられないようにされると、その棒が2人の首輪を吊っていた天井からのチェーンで引っ張り上げられたのだ。

 ストリッパーもかくやと言う股間モロ出しの体勢になった2人を見て、男たちは色めき立ちどんどん近付いて見ようとするので、ゲイボーイたちが必死で押し返しスペースを確保せねばならないほどだった。そして陽子は後ろの客へのサービスのつもりでアナウンスを入れる。

「これは又、メチャクチャえっちな格好になっちゃいましたね~ ほら、ピンクのキレイなおまんこもかわいいオシリノアナも、バッチリもろ出しで~す。それではここで又おまんこシスターズにインタビューてみましょう」
「あっ!」

 見知らぬ男たちの前で全てを晒け出した美姉妹はとても状況を見る勇気がなくて目を閉じていたが、2本のマイクを手にした陽子が股間に手を伸ばすと、ビックリしたような声を洩らし慌てて目を開けていた。そして陽子はマイクを1本ゲイボーイに渡し、まず恵利香にインタビューして答えさせる。

「恵利香ちゃん、さっきは何回イクことが出来ましたか?」
「3回です……」

 消え入りたげに羞ずかしそうな風情での小声の告白に場内はドッとわき、え~りかちゃ~ん、などとダミ声を掛ける一団も現れた。1人離れていた正代は少し呆れながら、客と一体になった公開調教の盛り上がりぶりを興味深く眺める。

ーーオイオイ、どっかのおバカなアイドル歌手のコンサートかよ! やってることは、ストリップより猥褻だぞ……

 正代が率直にそう感じたように、美姉妹の取らされた仰向けで腰を浮かせ大きく脚を開いたポーズはこれ以上ないほどの卑猥なものだ。その上自分から局所を広げて見せるストリッパーと違い、拘束具によって無理矢理晒されているというSM風味が加わるため、男なら誰でも股間を爆発させてしまうに違いない過激な猥褻さに満ちていた。年若く申し分ない容姿の持ち主である美少女が晒して見せる、あまりに破廉恥な大開脚に興奮の坩堝と化しつつある店内を見て、1人冷静な正代は考える。

ーーこの子らの調教までタダで見せてやるなんて、気前が良過ぎたかもな。出せる客からウン万円ふんだくって、個室でショーを演らせるんだったか……

 だがそんな正代の思惑とは無関係に、いよいよ盛り上がる公開調教の案内役である陽子は調子に乗ってマイクを握り美姉妹へのインタビューを続けていった。

「お姉さんはどうですか? やっぱり3回イッチャッタんですか?」
「い、いえ……私は4回イッテしまいました……」

 ヒューヒュー! かおりちゃん、サイコー! などとヤジが飛び交った。

「さすがお姉さんは、エロさも1枚上手のようですね~ あなたたちは電車で痴漢に出会ったら、あんなに大喜びで感じちゃうんですかあ?」
「そんなこと……わかりません」

 香織は正直にそう答えていた。もちろん以前であれば痴漢の指に感じてしまうなんてあり得ないと思ったし、迷うことなく、そんなことありません! とキッパリ否定しただろう。だが性奴隷に堕とされて全身の淫らな性感が完全に目覚めてしまった今、絶対に感じることはない、と言い切る自信はまるでなかったのだ。いや、それはごまかしだ。今もし電車で痴漢に遭遇しようものなら、すぐさま嫌らしい気分を出してしまうに違いないことを、香織も恵利香も十分わかっていた。

ーーああ、こんな体にされて……私たち、これからどうなっちゃうの……

「お姉さんはわからない、なんて言ってますけど、きっとお尻を触られるとメロメロになっちゃいますよね~ なぜかと言えば……」
「ああっっ!!」

「痴漢問答」であいまいな答しか出来ない香織の気持ちを逆撫でにするように、、無残に露出された股間に顔を近付けた陽子は手を伸ばして、とんでもない箇所に触れてきた。 

「性感検査の結果、こんなキレイなお姉さんなのに、バッチイ所が人並みはずれて敏感なことが、バレちゃったので~す。うふふ、お姉さんが一番感じるココはな~に?」
「や、やめて!」
「ちゃんと答えないとイジっちゃいますよ。ホラ、人差し指の第一関節まで入っちゃいました~」
「お、オシリ……だ、ダメ、あ、あ、ああっ!」
「皆さ~ん! お姉さんがオシリをちょっとイジっただけで急に色っぽくなっちゃったのが、わかりますか~? ほう~ら、クニクニされて気持ちいいですか、お姉さん」
「……キモチイイ……」
「もっと大きな声で答えないと、皆さんに聞こえませんよ! ふふ、第二関節まで入れちゃいましょう」
「はおおっっ!!」
「ここは何をする穴ですか、お姉さん」
「う、ウンチをするところです……」
「お姉さんは、ウンチをする汚い穴をイジられて喜ぶヘンタイなんですね?」
「か、かおりは……」
「早く言いなさい!」

 ついにアナルに陽子の人差し指が付け根までズブリと打ち込まれると、腹の底から搾り出すような生々しい悲鳴を上げた香織は、何度も言わされた口上を大勢の男たちの前で口にしてしまったのである。

「かおりは、おしりのあなが、よくかんじる、どへんたいな、おんなのこです」

 ハッキリとしたその言葉が店内にアナウンスで響き渡ると、割れんばかりの大拍手が起こり、香織は屈辱で涙を光らせたが、その実アナルを初めとした全身がウズウズと刺激を欲しがって発情を露にしていたのは、イジめられるほどに燃え上がってしまう、被虐の歓びに染まった性奴隷の悲しさであった。

「お姉さんの性感検査の実演は、この後タップリ皆さんにも披露しますからお楽しみに~ さあ、今度は恵利香ちゃんの番ですよ~」

 陽子がマイクを持って移動して来ると、触られる箇所を予想した恵利香は顔を引き攣らせたが、頑丈な拘束はビクともせず、身じろぎも出来ない状態だった。そして予測した箇所で取り乱さないよう身を固めようとしても、意識するとますます性感が研ぎ澄まされるばかりで手の打ちようがなく、果たして陽子の指が股間に触れて来るなり、大きな声が出るのを防げなかった。

「ヒイ~ッッ!!」
「いきなり物凄い感じぶりですね~ 恵利香ちゃんの一番感じる、この出っ張りはな~に?」
「クリトリス……」
「皆さ~ん! 恵利香ちゃんは手術していつでもクリちゃんがムキムキになってるんで、めちゃくちゃに感じちゃうんですよ~! じゃあ、恵利香ちゃんも、自分の一番感じるトコロを自己紹介なさい」
「え、えりかは、むきむきの、くりちゃんがよくかんじる、とてもえっちで、いんらんなおんなのこです」

 再び場内が割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こり、最高潮の興奮の中、「性感検査」が客の代表8人の手で実施されることになった。 

「それではさっそく、性感検査の実演と参りましょう」
「ソ、ソレは……」
「イヤッ!」

 インタビューに焦れていた検査係のそれぞれ4人の男たちに、ゲイボーイたちが手渡した物は予想通りだったが、美姉妹は小声を発し、さっと顔を引き攣らせると弱弱しく目を閉じた。が、冷静な正代は、それがマゾヒスト特有のたくまざる媚態の演技であることを見抜いていた。

ーーわかってたくせに、何を今さらビックリして嫌がるような反応をしてるんだい? ふん、そうやって嫌らしい気分を自分から盛り上げてるんだろう、やっぱり大したどMだね、コイツらは……

 美姉妹はもちろん意識はしていなかったのだが、責められる側が平然としていてはS側も気持ちが入らないし、マゾヒスチックな歓びも半減してしまう。完全にどMの性癖が開花している2人は、そうやって怯えたり拒絶して見せることでMの歓びがより深くなることを本能的に理解し体現しているのだった。でなければ、当然予想していたはずの、男たちが手渡されたそれぞれ2本の毛筆を見ただけで、そんなにハッキリと取り乱して見せ、男たちの劣情を煽るようなマネはしなかっただろう。おかげで8人の検査官は、今にも2人の美しい裸身にむしゃぶりつきそうな興奮状態に陥り、その様子が伝染した店内もますます異様な熱気に包まれて来た。

 実際、女体に最大限いたたまれない刺激を与えるよう穂先がバサバサに崩された毛筆は、美姉妹にとって大きな脅威である。人間の手指よりずっと繊細な感触で、どんなに未熟で固く体を閉ざそうとする少女の性感にも着実に訴えて、優しく体を開かせてしまう毛筆の愛撫によって、パラダイスに囚われた2人はまず淫らな気持ちを掻き立てられ、その後どんどん浅ましい性奴隷に転落していった忌まわしい道具なのである。それが4人の8本の手によって全身を撫で回して来るとなれば、すでに全身の性感が開き切っている2人が途方もない興奮の極みに押し上げられてしまうであろうことは、火を見るよりも明らかだ。

「どうやら、おまんこシスターズは目を閉じてしまって見たくないようですね~ それではお望み通り目を隠してあげましょう」
「おほほほ~、良かったわね、目隠しだなんて」
「鳥肌が立って、死ぬほど感じちゃうわよお~」

 美姉妹はアッと思って目を開けたがもう手遅れで、ゲイボーイたちが頑丈な目隠しを装着して視界を奪われると、本当に総毛立って毛穴が開き、全身の性感が異様に研ぎ澄まされた気分に陥ってしまった。特に羞恥の花弁や排泄器官までバッチリ露出した股間には多数の男たちの熱い視線が痛いほど感じられて、最急所のはしたない尖りはヒクヒクおののきながらムックリと頭をもたげ、前後の淫穴にはカーッと火のように熱い疼きが込み上げて体が練れ、何もされないのにドクドクと熱い滴りが後から後から吹き上げて来るのをどうしようもなかった。

ーーああ、こんな状態で筆なんか使われたら……
ーー絶対えっちな声が出ちゃう! 許して……

 だが陽子は許してくれるどころか、さらに被虐の歓びを盛り上げる処置を施して来た。

「オクチも塞いでやって下さい。皆さ~ん、キレイなお顔が台無しだけど、勘弁して下さいね~ この子たちどMだから、こうされると体の奥から本気で燃えちゃうんです~」

 ゲイボーイたちが鼻を摘んで開いた口に、柔らかい穴開きボールギャグを詰め込んでしまうと、声を上げていたたまれない気持ちを発散することも出来ず、唾液が無数の穴から大量にこぼれてしまうであろう屈辱に、美姉妹は絶望的な気分に陥った。が無論マゾヒストの2人にとっては、屈辱や絶望は深い性的陶酔へと誘う格好のスパイスなのだ。

「んん~っっ!!」
「ふうんっっ!!」

 口が塞がれるや否や、前触れもなく8本の筆にチョンと触れられた美姉妹は、くぐもった苦悶の悲鳴を競わせるように洩らした。

「おほほほ~、おっぱいやおマタにはまだ触れちゃダメよお~」
「体中に字を書くつもりで、残さずコチョコチョしてあげてね~」
「アシの指は手で開いて、柔らかいトコロを念入りに撫でてあげるのよ~」
「くすぐる場所は、チョコチョコ替えたげましょ。そうそうお上手、どこが弄られるかわからないと、すっごい感度になっちゃうんだからあ~」

 ゲイボーイたちに美姉妹の歓ばせ方を指南された検査係の男たちは、2人の美しい生贄がどこを触られてもビクビクと陸に上がったイキの良い魚のように激しく反応するのに目を輝かせ、熱心に8本の筆を体の周縁部から中心に向かって滑らせる。もう「性感検査」とは名ばかりで、これだけ念入りな準備と大勢の男たちの視姦に会って興奮の極にあった2人の体は正にどこもかしこも優秀な性感帯と化しており、8本の筆の奏でる淫楽の調べにとめどなく快感が高まっていく様は恐ろしいほどだった。何でもない筈の箇所まで性器になってしまったかのように強烈な歓びが込み上げて来るし、足指の股、膝小僧の裏、そして首筋や脇の下のような性感の集中した箇所を責められると、あまりの心地良さで2人はボールを噛み締めながら呻き声を洩らし、いつしかあえかにすすり泣くばかりになっていたのである。

 恐ろしいのは頭がボウッと桃色にかすみ、意識が飛んでしまいそうな悦楽の海にドップリと漬かりながら、乳房や股間には一切触れてもらえないために、どうしても絶頂が訪れてくれないことだ。なのに、どんどん快感が蓄積されて体中が火柱のように燃え盛り、出口を求めて凄まじい欲情が荒れ狂っている。美姉妹はもはや何一つまともなことは考えられない状態だった。

ーーキモチイイ……
ーーイキタイ……

 2人の頭はそれだけで占められていた。今自分の体にどんな愛撫が加えられ、取り囲む男たちがどんな反応を見せているのか、まるでわからない。ただ這いずり回る筆のあまりにも切ない感触だけがビンビンと脳裏に響き渡り、羞じらいや慎みは完全に剥ぎ取られて理性の全く働かない状態だった。

「さあ、皆さ~ん! もうメロメロになってしまったおまんこシスターズのおっぱいやアソコに、いよいよえっちな筆が進撃開始で~す!」

 陽子の大きな声のアナウンスや男たちのざわめきも美姉妹の頭には入らないようだったが、ようやく体の中心部に這い上がって来た8本の筆の穂先は、凄まじい威力を発揮した。拘束された体が戒めを引きちぎらんばかりの勢いで激しく揺さぶられ、乳房や花弁に当たる穂先の悩ましい感触で美姉妹の体は一気にスパークしてビクビクと軽い連続絶頂に痙攣する。そして申し合わせたような8本の筆が、両乳首とクリトリスを直撃し、女性器とアナルの入口にスルッと入り込んだ瞬間だった。ビックリするような大量の液体がモロ出しの股間からブシャ~ッと噴出して、中空高く大きな放物線を描いたのである。

「皆さ~ん! 凄いですね、ギネス級の潮吹きですよ~! おまんこシスターズに盛大な拍手をお願いしま~す!」

 男たちは皆失禁よりも派手な愛液の噴水に驚嘆し、ヤンヤの拍手喝采を送っていたが、8本の筆にまとわりつかれた美姉妹は強烈極まりない絶頂の余韻で完全に頭を痺れ切らせ、全身を激しく慄えおののかせて痴呆のように緩み切った表情を晒していた。だが性感検査はまだ序の口である。ようやく筆が離れ、美姉妹がホッと一息入れたのも束の間、陽子はアナウンスを入れていた。

「それでは初めの検査官の皆さん、お疲れ様でした~ 次の方8人を募集しま~す! 今度は道具はなしで、おまんこシスターズの体中を舐め回してもらいます。我こそは舐め犬になりたい、と言う方はどうぞ~」

 もちろんすぐに次の8人も集まり5百円を徴収されていたが、今度は体中を男たちに舐め回されることを期待して、たった今大量の欲情の潮を吐き出したにも関わらず、美姉妹の完熟した体にはまた新たな欲情がとめどなく込み上げて来るのだった。


続く→狙われた美姉妹 ⅩⅣー5.膣圧測定器前後ストローク検査

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