桜の園
桜の園
 金持ちの子女が集う私立桜園高校の経営者で校長の桜園五郎は、皆に敬慕される人格者で地元の名士だが、巨根で若い女性のアナルに執着するSM愛好家だった。死病に冒された彼は、何人もの若く美しい女性が喜んで差し出す尻を並べて犯したい、と言う男の夢を実現するために、一癖も二癖もある性技に長けた男達を学園に集める。狙いを定めた7人の美しい女生徒と教師を同意の上で性奴隷に堕とし、鍛え上げた尻穴を校長に捧げさせる、壮大な「性奴隷プロジェクトの幕が今切って落とされたのだ。 (現在更新休止中)

5-7.5月8日(月)7搾乳ハンドと使用人の陰謀(5772字)

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 Z国の王族だと言う立花美幸の父親真から娘の性奴隷調教を依頼された桜園校長一行は、黒服の運転手タクの運転で高校へと戻っていた。タクは彼らを送り届けると同時に、何も知らない美幸を送迎するつもりである。お嬢様美幸に許されぬ恋心を抱き、おぞましい立花家の秘密を握りながら真に脅されて口封じされている彼の気持ちも知らず、道中3人の男たちは美幸の調教について話の花を咲かせていた。

「見たところ、全く付け入るスキのない完璧なお嬢様みたいじゃが、大丈夫かいの?」
「心配は無用です。あの母親の淫乱ぶりを見れば問題ないでしょう」
「男は知らないようですが、年頃です。体の方は立派に成長しておるようですし、オナニーくらいしていてもおかしくはない」

ーーチ! 美幸お嬢様がそんなことしてるもんか。アンタらが思ってるより、お嬢様は完璧に清純で何も知らない女性なんだぞ……

 タクは全く無表情を装いながらとても穏やかではいられない心境だった。彼が幼い頃から接して、今では毎日長距離を送り迎えしている美幸お嬢様は、真の隔離教育が効を奏して信じられないくらい浮世離れした少女なのだ。もちろん真相は知る由もないが、彼女はトイレで用を足さない、と言われてもタクは信じてしまいそうだ。そんな美幸が、色気付いてスカートを短くはく日本人少女と同じように、密かに自分で慰めていることなどあるはずがなかった。



 だがそんなタクの気持ちをからかうかのように、話はエスカレートする。タクは巧の女蕩しの技術を信用し、今又竜とのコンビで母親の藍子を狂喜させた性的テクニックとスタミナを目にしたばかりなので、彼らの話が現実にお嬢様美幸の身に起こるであろう事を確信し、とてもいたたまれない思いに陥るのだった。

「どんなに取り澄ましてても、しょせん女は女だ。一皮剥いてやれば皆同じでしょう」
「いやむしろ、堅物の女性の方が堕ちれば早い。性奴隷の先輩を見れば一目瞭然です。すぐにチンポをぶち込まれて、ヒイヒイ泣いてよがるようになる事でしょう」
「あの父親の依頼じゃ気は進みませんが、股縄を使わせてもらいましょう。ドクターのクスリと一緒に。強情を張るようなら、泣いてチンポを欲しがるまで放っておけば良い。まあ、一時間も我慢出来はしないでしょう」
「そうなったら、あの親父の登場ですか。あまりゾッとしませんねえ」

 父娘姦を望む立花真に嫌悪を隠さない巧に、タクも全く同感だった。

ーーそうだ。そんな事は絶対あっちゃならねえ。バージンを実の父親に奪われるなんて……

「ところで倉沢君は、女の子たちに乳を出させる用意をしとるようじゃの」
「美幸は巨乳らしいですからね」
「ハハハ、母乳なんか出しちまったら、とてもあんなお澄まし顔はしてられませんよ。かわいい女になれるよう、タップリ吸い出して搾り取ってやりましょう」

 おぞましい瘤付き股縄を嵌められてモジモジと悩ましく腰を揺さぶり、巨乳を吸われて母乳を出してしまうお嬢様美幸を想像してしまったタクは股間を痛い程勃起させて運転に支障を感じるほどだった。

ーーうう、俺にも吸わせてくれ……

 こうして無言で聞き耳を立ててますます危険な決意を固めたタクは、巨大なリムジンを到着した学校の門に横付けすると、ついに行動に出た。巧が車外に出ようとすると、サッとメモ書きを渡したのだ。

「タクさん! やっぱりタクさんなんですね」

 だがタクはやはり一言も発する事はなく、巧は校長や竜と調教部屋へと歩を進める途中の中庭でそのメモ書きに目を通した。

ーー「今晩、ここに連絡してくれ」か……

 巧は携帯電話番号の書かれたメモ書きの内容を、校長に告げた。

「ほほう、あの男やはりアンタの知り合いか」
「はい、昔ホストをやっていた頃世話になりました。やはりZ国から来た人です」
「そうですか。では話を聞いてやりなさい、小沢君」
「面倒な事になりませんか?」

 話を聞いていた竜の疑問に、人徳家の桜園校長の答は当然決まっていた。

「昔、世話になったのじゃろう? たとえその話で面倒な事が起こっても、構いはせん」
「そうします」

 話がそこまで進んで一行が校舎の端まで着いた時、何と言う偶然か、入れ違いになるように校舎から現れたのは、人より異様に長いロングスカートのお嬢様立花美幸であった。ちょうど彼女が下校する時間だったわけだ。美幸は放課後しばらく図書室で過ごして時間をつぶし、決まった時刻にタクの車で送迎されていた。

「立花さん、お帰りですかの?」

 校長が前方に現れた美幸にそう声を掛けると、いつものように悠揚迫らぬ態度のお嬢様はニコリともせず軽く会釈をして見せる。今日尻を触られて平手打ちを喰わせた不良男巧が校長と並んで歩いていたと言うのに、美幸は何の反応も見せず無表情のままだった。巧は美幸がそのまま通り過ぎると、振り返って彼女の豊かな美腰を見送りながら、声に出して言う。

「校長先生に対して、何て態度なんだ!」

 だが続いてやはり振り返って彼女を凝視していた竜の言葉は小声であった。

「ふむ、やはりこの娘は上玉ですね。胸も尻も十分立派だ……」

ーーフン、悔しいが竜さんの言う通りだ。見れば見るほど、いいケツしやがって、完璧な女だな……

 悪態を付いた巧も、絶世の美女である母親藍子譲りの美幸のエキゾチックな美貌と、ロングスカートと言う事もあって大人っぽい色香を発散して歩きながら揺れる豊かな尻を眺めながら、もうじき彼女を性奴隷として調教する事に胸が昂ぶるのを否定出来なかった。その尻を触って美幸に殴打された頬の痛みはまだ記憶に鮮明だし、そんな女性を性の歓びで屈服させるのが彼の嗜好に最も叶う事なのだ。

「ちょうど生徒たちが下校する時刻ですな。話をやめて急ぎましょう」

 校長に言われて、もともと饒舌ではない巧と竜は無言になって歩を進めた。桜園高校は部活動がそんなに盛んではなく、とりわけ女子は早々と帰宅する生徒が多い。一行に遭遇した生徒たちは、桜園校長の姿を見て皆「校長先生、さようなら」などと丁寧に頭を下げていた。校長先生と一緒に、有名な不良生徒小沢巧が歩いている事に首を傾げている生徒も多かった事だろう。当の巧は、ほとんどが裕福な家庭の子女で自分とは住む世界が違うはずの女生徒たちを見てしかし、元ホストらしい感想を持っていた。

ーーコイツら皆、将来は金持ちの男と結婚して何不自由のない生活を送るんだよな。だけど意外とそう言う金持ちの人妻に限って、ホストに入れあげて浮気してる女が多いんだぜ。立派な旦那がアチラの方も立派なわけじゃないからな……

 巧は中卒の飛び切り若いホストとして、沢山のそういう年上女性の相手をして彼女たちの性の欲求を満たしてやった経験が豊富なのだ。そしてこの学校に校長の密命を受けて入学してからも、現在2年生の少女たちの多くを獅子奮迅の働きで誘惑して性交渉を持ち、一皮剥けば女は皆同じ、と言う彼らしい哲学を再確認している所だ。たとえ初めは強姦に近くても、抱いた女性を必ず満足させてやる自信を巧は持っている。実際時折遭遇する、彼が肉体関係を持ちながらすぐに捨ててしまった2年A組の女生徒たちは、校長だけでなく彼にも嬉しそうに挨拶していくのだ。巧は今でも隙あらば彼女たちの胸や尻、時には大胆にスカートの中まで触ってしまうセクハラ行為を繰り返していると言うのに、恐らく生まれて初めて夢のような性の歓びを巧に教えられた少女たちは、捨てられてもなお彼を決して憎からず思っているのである。

 こうして傍目には奇妙な人の組み合わせと映ったであろう一行が校長室奥の調教部屋にたどり着き、防音の施された分厚い隠し扉を開けると、中からは一人の女性の悩ましい歓喜を告げる淫声が聞こえていた。それ自体はいつもの事だが、性奴隷が多数に増えた今では一人だけ、と言うのは珍しい事だ。いつもは並べて性感調教を施す女たちの競わせるよがり声が響き渡ってやかましい程であり、防音でなければ廊下にまで洩れるのではないかと思うくらいなのだ。

「あ、あ、あ、ああ~っ! す、素敵よおっ! ま、又よ、又、イクわ、イクううっっ!!」

 そう一人ではばかりない歓喜の悲鳴を迸らせて悶絶しているのは、眼鏡を掛けた白衣の知的美女舞子であった。性奴隷1号で今の所唯一の教師であり、この頃では女生徒たちを調教する側に回ることの多い彼女が集中的に責められているのも稀な事であった。

「ただ今、帰りましたぞ。ほほう、これは又面白い事をやっとられますの」
「おお、いい所に戻ったの。乳搾りの実験を始めたばかりじゃ」
「これは又手の込んだ事を」
「先生は大歓びだな」
「左様、もう6回ほど気をやってしもうたの。そろそろ乳が出るかも知れんぞ、ホッホッホ……」

 見ると、舞子は部屋の中央にはだけた白衣のまま四つんばいになっていた。床には4本の円筒型拘束具が備え付けられて彼女の四肢に嵌りへたり込む事を許さず、お尻を高く上げる卑猥なポーズが崩せないようになっているのだ。「乳搾り」と倉沢は言ったが、左右から雄二と祥子がそれぞれ両手で舞子の大きな乳房を優しく揉み上げており、股間にひざまづいた優里も両手でゆっくりと巨大な双頭ペニスをしごいていた。その上白衣に隠れたお尻からはブイーンと言うアナルバイブの振動音まで洩れており、舞子がどんどんアクメを極めてしまうのも当然だった。

「うひいい~っっ!! で、出ちゃうう~っっっ!!!」
「ホッホッホ、先生は7回目の挑戦で成功じゃの」

ーーな、何い!?
ーー本当に、先生が乳を出してやがる。これは凄い……

 白い半透明ビニールのような手袋で乳房をこね上げていた雄二と祥子が、顔を寄せて大きく肥大した乳首をチューッと吸い上げると、舞子は感極まったような悲鳴と共に母乳を噴出させたようなのだ。しばらく被せていた唇を2人が外しても、泉のようにわき出ている白濁液は誰の目にも明らかで、実験に参加していない者たちから驚愕のどよめきが聞こえた。

「ヘヘヘ、先生、見事にお乳が出ちゃいましたよ」
「雄二さん、吸って! 舞子のお乳をもっともっとチュウチュウしてえ~っ! 祥子さんも、お願いっ!」

 舞子がそんなはしたない願望を口にすると、母乳噴出のデモンストレーションを見せ開かした雄二と祥子は再び乳首に吸い付いていった。母乳を出して吸い取られるのが女性にとってはこの上ない感激なのだろう。舞子はもう意味不明のうわごとのようなよがり声を吹きこぼしながら悩乱の表情を見せ、その顔は至福の歓びに輝いているように見えた。ボサボサの長髪の雄二が子供のように乳房に吸い付いているのは滑稽にも見える眺めだったが、ロリロリしたツインテールの祥子はますます子供っぽく見え、まるで大きな赤ちゃんが母親に授乳されているようである。

「乳搾りの実験は成功じゃ。クスリと手袋がよう効いてくれたの」

 舞子が母乳を吸い尽くされている間、倉沢は誇らし気に説明をした。乳房の感度を増進しホルモンの分泌を活性化させる「搾乳クリーム」を塗って準備していた事。そして男たちが注目したのは、皆が嵌めている半透明の手袋だった。

「搾乳ハンドと言いましてな。アンタらも嵌めてみなされ」
「何だかブヨブヨしてますね」
「自分の肌を触ってみるとよろしい」
「うわ、気色悪いの、これは」
「まあ乳搾り用に特化したものじゃからな。普通のゴムやビニールの手袋と違い、生ゴムの成分を大量に使い、さらに軟体動物が吸い付くような感触になるよう、いろいろ工夫してみたものじゃ」
「生ゴムですか……」
「マゾ女の好む素材だな」
「さすがに大平君はわかっとるの」

 倉沢が言ったように、SMプレイ経験の豊富な竜はマゾ女性が生ゴムの感触で発情する事がよくある事を知っていた。生ゴムのヒモで緊縛すると狂喜する女性もいるし、ゴム手袋で愛撫するだけでも大抵の女性は反応が鋭くなるのだ。

「昔からマゾ女は生ゴム好きと相場が決まっとるからの。わしはを器械で乳搾りを試みる事も考えたが、この女共は常日頃から器械による乳揉みには慣れてしまっとるからの」

 性奴隷たちに一日中装着させている調教ブラジャーの事だ。小刻みに振動しながら収縮するバイブ揉みで、すっかり乳房の性感を研ぎ澄まされてしまっている性奴隷たちだから、確かにそれ以上の器械刺激はあまり効果的ではないだろう。

「それに牛と違ってヒトの女が母乳を出すのは、母性本能をくすぐる心理的なものが大きいに違いない。妊娠しない女が乳を出すのは、通常以上に興奮し強い歓びを得た場合だとされておる。それなら心を許した人間に乳を揉ませ吸わせるのが一番じゃろうとわしは考え、合わせて乳揉みの刺激を最大限に発揮させるため、この『搾乳ハンド』を編み出したのじゃよ」 
「なるほど、さすがはドクターだ。それに左右別々の人間に揉ませるのもいい。普通の女はそんな贅沢な愛撫を味わえることなど一生ないですからね」
「おまけにチンポしごきまで別の人間と来たら、こりゃあ辛抱たまらんだろう」

 巧や竜も感心仕切りだったが、まもなく舞子の母乳は枯れてしまったようだ。もう出なくなりました、とほぼ同時に雄二と祥子が顔を上げたのだ。

「ホッホッホ、乳を搾り取られた感想はどうじゃ、先生」
「とっても素敵でしたわ。雄二さんと祥子さんに吸ってもらって……ああ、嬉しい!」
「そんなに歓んでもらえるとは、僕も光栄です」
「私もです、先生」
「手袋はどうじゃった?」
「さ、最高ですわ。お乳に触れられただけで、何だか熱い物が込み上げて来て、お乳首が自然にピーンとなってしまいました……ああ、は、羞ずかしい!」
「ホッホッホ、さすがはどMの飯川先生じゃの。縛られて生ゴムに狂うのはマゾの証拠じゃ」

 倉沢は自分の計算が全てうまくいった事に気を良くしすっかりご満悦の様子だった。

「さて、先生が乳を搾り出すまで15分くらいのものじゃった。後の娘っ子らも十分乳搾りの時間はあるぞ。次はアンタじゃ、先生と代わりなさい」
「はい、ご主人様」

ーーああ、私もお乳が出ちゃうのかな? 恥ずかしいけど、何だか嬉しいわ……

 雄二が舞子の四肢を円筒拘束具から解放してやると、次の順番に指名された祥子はドキドキワクワクしながら、ロリータ少女らしからぬ淫らな期待に胸を膨らませていた。


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