桜の園
桜の園
 金持ちの子女が集う私立桜園高校の経営者で校長の桜園五郎は、皆に敬慕される人格者で地元の名士だが、巨根で若い女性のアナルに執着するSM愛好家だった。死病に冒された彼は、何人もの若く美しい女性が喜んで差し出す尻を並べて犯したい、と言う男の夢を実現するために、一癖も二癖もある性技に長けた男達を学園に集める。狙いを定めた7人の美しい女生徒と教師を同意の上で性奴隷に堕とし、鍛え上げた尻穴を校長に捧げさせる、壮大な「性奴隷プロジェクトの幕が今切って落とされたのだ。 (現在更新休止中)

5-4.乳汁分泌研究と奴隷妻陵辱(7317字)

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 立花の豪邸で、夫の目の前で妻を強姦させる異常なプレイが画策されていた頃、桜園高校の保健室では舞子先生と雄二によるプレイが行われていた。眼鏡を掛けた白衣の知的美女舞子は養護教諭用の大きな机について事務仕事をしていたが、机の下に隠れた雄二が白衣に潜り込んで仕切りと性的悪戯を仕掛けているのだ。

「へへへ、先生。それにしても見事なデカチンですねえ~ 羨ましいなあ。凄い凸凹も付いてるし、こんなのをぶち込まれたら、どんな女の子でもヒイヒイ泣いてよがっちゃいますね」
「あ、あ……も、もうやめて、そんなにしないで……」

 パーテーションで区切られたベッドには体調不良の生徒が寝ているようで、悟られないよう小声で訴えた舞子が白衣の下にたくわえてしまった人造の「巨根」を雄二は緩やかにしごいてやっていた。女性器の中が連動して蠢く双頭ペニスはあまりにも敏感なため、すぐにイカせないよう加減しているのだ。

「ホラホラ、よがってないでちゃんと仕事しなきゃ。生徒さんが怪しみますよ」
「だってえ……あん、いくう……」
「フフフ、又いっちゃったんですか。欲張りな先生ですねえ。今度はオクチでチュパチュパしたげましょうね」
「あ! そ、それはダメ、イヤ、イヤあ~」

 舞子が嫌がって見せるのはマゾ女の媚態に過ぎず、雄二におねだりしているのに等しい。もしも彼が白衣の下に隠れていなかったら、自分の手でせんずっているに違いないのだ。ちょうど2-Aの教室で、次々に込み上げるはしたない欲求に負けた性奴隷生徒たちが、ミニスカの下に手を忍ばせてシコシコと楽しんでしまっているように。セックスドクター倉沢が心血を注いで開発した双頭ペニスは、見事なまでに性奴隷たちの淫乱化を促進していたのである。舞子の場合は股間の前後のバイブレータが巨大な上にその倉沢の強力媚薬「悶々膏」まで塗られていたので、より事態は深刻であった。

「ホッホッホ、お楽しみの所、失礼しますぞ」

 そこへ、当の倉沢が人を小バカにしたような笑いと共に現れる。倉沢はすぐに舞子ににじり寄り、机の下に隠れて「フェラチオ」を行っている雄二を発見した。

「アンタも好きじゃのう」
「あ、あの、ドクター……隣に生徒が寝ていますので……うふうんっ!」

 大きな声で話さないで下さいと目で訴える舞子を罰するように、パール玉のギッシリ埋まった竿部を押し込むように吸引した雄二のテクの前に、美貌の養護教諭は淫らな鼻声が洩れるのが我慢出来なかった。内蔵玉が大きく動くように刺激を加えるのがこの双頭ペニスを装着された女性を歓ばせるコツなのだ。悶々膏で恐ろしく疼き上がる膣肉が激しく蠢くパール玉にゴシゴシ擦られて、何も知らない生徒に悟られないよう反応を押さえて悶絶せねばならず、心臓が締め付けられるようなドキドキもののスリルと羽化登仙の快楽を味わわされる舞子が、マゾの歓びを満喫していたのは間違いない。

「実は面白いクスリを開発したものでな。まず一号の先生に試してもらいたい」

 倉沢もさすがに寝ている生徒に配慮して「性奴隷」と言う前置きを省いたのだが、又しても怪しげな薬剤の入った小瓶を見せられた舞子は、美貌を引き攣らせてしまった。死ぬほどの痒みを誘発し、放っておけば発狂してもおかしくない「悶々膏」に責められている舞子は、雄二に慰められなければどうにもならないくらい苦しんでいる最中なのだ。

「そ、それは……」
「ここではハッキリ話せんのう。和田先生、ここを外して」

 倉沢は舞子の下半身で奮闘中の雄二に向かい、調教ブラを指し示してみせた。

「タップリ使ってやってくれ」

 そして倉沢は生徒に気付かれぬよう、雄二に耳打ちして囁いた。

「アンタのかわいい先生の乳を吸えば、母乳を飲ませてくれるようになるかも知れんぞ」

「手コキ」以上に味わい深い双頭ペニスへの口唇愛撫に、仕事の手をピタリと止めて又しても隠れての絶頂にまっしぐらに向かっていた舞子には最早、倉沢の囁きを気にしている余裕はなかった。

 倉沢はさらに、昼休憩が始まると調教部屋に集結した性奴隷生徒たちに、そのクスリの効能を説明した。彼女たちは朝夕のご奉仕以外に昼もここに集まって経過報告したり新たな調教の指示を受けたりすることになっているのだ。部屋の主である桜園校長を初め、巧や竜と言った主力メンバーが立花邸に出向いて不在の今、性奴隷たちを取り仕切るのは倉沢の役目でもあった。

「立花美幸はかなりの巨乳だと聞いた。そこでわしは、かねて研究していた母乳を搾り取る調教を加えることにしたのじゃ。どうじゃ、アンタらもそう聞いただけで、嬉しくてゾクゾクするじゃろう? のう、テニスっ娘やこっちへ来い」
「は、はい、ご主人様」

 指名されてしまった、性奴隷生徒たちの中では最も豊満な乳房を誇るしおりは、白髪で不気味な倉沢におっかなびっくり近付いた。すると倉沢はセーラー服の上からムンズとしおりの胸部を触って言う。

「ホッホッホ、アンタのデカい乳は今ブルブルモミモミされて、どんな気分じゃ?」
「とてもキモチイイです」
「乳首は?」
「さ、最高です……」
「何ともスケベ娘よのう。機械にかわいがられてそんなに気分を出すんじゃからの」

 倉沢は自ら開発した、不感症女性をもたちどころに治癒する調教ブラの威力を誇っていたが、あえてしおりを辱める言葉を口にしたのだ。人間の手では不可能なバイブレーションしながら膨らみを揉み上げる調教ブラの前に、健康な女性なら誰でも大いに性感を乱され、気を抜けば絶頂に達してしまう程の快楽を味わわされて当然なのだが、少女たちの中でもとりわけ素直で天真爛漫な性格のしおりは、すぐに真っ赤になってしまった。特にクリトリスと合わせて小刻みなイボバイブに集中攻撃を受けている乳首は、成長途上の生徒にとっては急所であるだけに羞ずかしさもひとしおなのだ。

「わしがかねて研究していたこのクスリは、母乳の分泌に作用すると思われるホルモンを活性化する成分を大量に含んでいる。調教ブラを外してやるから、今から一人一瓶全部乳に塗り込め。特に乳首には念入りに擦り込むんじゃぞ。安心しなさい、痛うも痒うもないから……」

 皆倉沢の痒み薬の強烈さが身に染みていただけに不安でいっぱいの顔だったが、痒みはないと聞いて安心したようだった。だがホッホッホ、と嫌らしく笑った倉沢はやはり辛辣だった。

「ただし、妊娠もせぬ女性が乳汁を分泌するのは、あまりの快楽で感極まった時とされておる。校長らが戻ったら早速搾乳してやるが、クセになって本当の赤子に授乳するにも昇天してしまう始末になるかも知れんのう……」
「さくにゅうって、何ですか?」

 振動収縮する調教ブラに責められる巨乳を倉沢に触られているしおりが、耳慣れない言葉を聞き返すと、白髪のセックスドクターは又もホッホッホと笑って言う。

「乳搾りじゃよ。母乳が分泌を始めたら、チンポが二つ胸に出来て射精するようなもんじゃから、頭がバカになるくらい気持ち良かろうて」
「そんな……」
「イヤッ!」
「嬉しいくせに嫌がらんでも良いわ。無事母乳が出たあかつきには、わしらが赤子となり毎日乳首を吸うてカラになるまで搾り取って進ぜよう。これ、そんなに歓んで乳を揺さぶるでないぞ、ホッホッホ……」
「あん、羞ずかしいです。母乳なんて……」

 母乳はおろか妊娠したこともない少女たちはもちろん羞ずかしがり嫌がったが、命令に逆らうことは許されない。倉沢の手で調教ブラが外されると、4人は大小さまざまな白い膨らみに小瓶の薬剤をコッテリと擦り込み始めてその快感に目を細めていた。ホルモンの分泌を活性化する成分は、乳房の感度を増進する効果もあるのだ。

ーーかわいい女子高生が4人も乳にクスリを塗って気分を出しとるのは、何ともそそる眺めじゃな。わしのマラさえまともなら……

 生まれつき勃起しない男性器を持つ倉沢は、おかげで性格が陰湿で醜くねじ曲がり皮肉屋であったが、実は射精もするし性欲は人一倍だ。そのため素直に欲情を表に出したりはしないが、人並み以上の容姿である4人の愛らしい少女たちが自分の開発したクスリに触発されて淫らに体を燃やし、乳房を丸出しにして身悶えていることに内心大いに興奮し歓びを覚えていた。そして彼女たちが従順に一瓶全部の薬剤を乳房に塗り込めたと見るや再び調教ブラを装着して、緩やかなバイブ揉みと乳首へのイボイボの振動を再開してやった。すると誰からともなく淫らな鼻息が洩れる。

「うふうんっ! こ、こんな……」
「ああ~っ! だ、ダメえ……」
「どうやら乳がさっきより良くなったみたいじゃの。しっかり気分を出して、クスリの成分を体に馴染ませるんじゃぞ。ではエサをやるから、両手を背中に回し、4人並んでケツを突き出すのじゃ」

 調教部屋の床には既に口だけで食べることが出来るよう、4人前の特上握り寿司が置いてあった。祥子、優里、しおりはすぐに「エサ」の食べ方を理解して、うつ伏せに体を横たえて寿司に口を付ける体勢を取り、この後与えられる天上の快楽を期待して、すでに心地良いアナルバイブの快感に冒されて切なく慄える尻を高く上げ、嬉しそうにブルブルと振って見せた。それは正にエサを前にして喜ぶ犬そのものだったが、新入りの沙希も先輩を見習い、同じような犬の姿勢で誰よりも高い位置にある尻を揺さぶった。

ーーこんなの羞ずかしいよお! で、でも、ゾクゾクしちゃうの、ステキ! ああ、お尻も、おっぱいも、クリちゃんもアソコも、もう最高だわ……

「よしよし、モデルっ娘も奴隷の作法がわかって来たかの。エサをタンと上がるのじゃ、下の口にも褒美をやろう」

 倉沢は彼女たちにマゾの歓びを満喫させるべく手錠を嵌めていき、苦労して寿司に口を付け始めたと見るや、「ご褒美」としてアナルバイブの微振動をゆっくりと強めてやる。そしてもうたまらないとばかりにガクガクと激しく尻を揺さぶり始めた性奴隷少女たちの超ミニスカの中に手を入れた倉沢は、一人ずつ疑似ペニスを手コキして次々に極めさせていった。

ーーどいつもコイツもえらい歓びようじゃな。しかし自分のマラは勃たんのに、女の生やしたチンポをせんずると言うのも妙な気分じゃ。おうおう、顔を汚しおって、拭いてやらねばなるまいな。わし1人で相手をするのも骨が折れるのう

 雄二が舞子先生に掛かり切りのため、1人で若い性奴隷生徒たちを4人も相手しなければならない倉沢は苦笑していたが、そのセックスドクターの名は遠く離れた立花邸でも語られていたのである。

「藍子をこんな素晴らしい奴隷妻に仕上げることが出来たのも、桜園さんやドクター倉沢のおかげです。ドクターはお元気ですか」
「ええ、もちろん。わしの夢を実現するため、大いに力を貸してもらっとります」
「本当にあの人は天才だ」

ーーなるほどな。ドクターも絡んでたわけか
ーー道理でやり方が似通ってるわけだ。こりゃもう間違いないな」

 巧と竜は倉沢の名前が出されたことで、立花が妻を調教するやり方が自分たちと酷似していることに納得し、同時にもう一つの疑念についてもほぼ確信を掴んでいた。竜は思い切ってそれを口にする。

「失礼ですが、奥さんをヤらせてもらった後、もしかして娘さんも……」
「おお、お察しでしたか。それなら話は早い。ご病気はお気の毒ですが、同じ趣味を持つ人間として桜園さんの計画には全面的に賛同しております。ついては是非わが娘の美幸も、桜園さんの夢の実現のため性奴隷としてみっちり調教して頂きたい。これが父親としての願いです。これもあなた方日本人には到底受け入れ難い、不道徳なことだとはよくわかっております。人でなしの父親と思われても仕方ありますまい。ですが、私はZ国の王族の血を受け継ぐ者として、女家族を他の男と共有すべし、と言う伝統に従うだけなのです。そこでまず妻の体をあなた方に差し出し、私が本気であることを知って頂きたい……」

ーーさっきの話はヨメさんだけだったじゃねえか。娘までヤらせようとは、この親父マジキチかよ
ーー何が伝統だ! まあヤるしかねえな

 こうして覚悟を決めた2人は隣室へ向かい、鍵も掛かっていない戸を開けて入って行ったのだが、その直前に竜は巧に囁いていた。

「巧君いいか。なるべく乱暴に行こう。余計なことはしゃべらず、すぐに襲うんだ」
「レイプするわけですね」
「そうだ。あの男の望み通りにな」

 本来は女性を性テクニックで籠絡して骨抜きにするのが得意で暴力は好まない2人だが、美しいマゾ女性が相手となれば話は早かった。全く見ず知らずの男性に襲われて当然抵抗はするだろうが、真性のMであれば乱暴に陵辱されるのを歓ぶわけだし、彼女の所有者である夫に依頼されてのことである以上、それを躊躇する理由があるはずもない。

「あ、あのう、あなた方は一体……」

 マジックミラーの向こうにいるのが、夫である真と旧知の桜園だとばかり本当に思っていたらしき藍子は、見知らぬ男2人の来訪に戸惑いを見せたが、巧と竜の動きは速かった。無言で藍子に襲い掛かると、つんざくような悲鳴には耳も貸さず、着物を剥ぎ始めたのだ。

「何をするのです! やめてっ! あなた、助けてえっ!」
「うるせえっ!」

 藍子が大声で悲鳴を上げもがくのを見た竜は、手加減せず思い切り彼女の頬を殴打して、隣室にまで聞こえそうな大きく乾いた音が響く。すると藍子は目に見えて大人しくなり、ただ、あなた、あなた、助けて、と弱々しく繰り返すばかりになった。男に強く出られるとすぐに屈服してしまうのは、重度のマゾである証拠だ。こうして2人の男はあっと言う間に藍子の和装を脱がせていったのだが、すでに帯を解きはしたない指遊びを演じさせられていた彼女を全裸に剥いてしまうのは造作もないことだった。

「やめて下さい……ああ、あなた、助けて……」

 ミラーの向こうにいるはずの夫に助けを求める藍子の口調は弱々しく、竜に殴打されたショックも手伝ってのことか、「本気で抵抗する」と言った真の言葉とは裏腹に、彼女はもう諦めて形だけの抵抗を示しているのに過ぎないようだった。

ーーまあ所詮レイプなんて言ったって茶番だよな
ーー夫の目の前で乱暴される妻を演じてるわけか

 すでにこんなプレイも経験すみなのかも知れないが、そうでなくても状況からして藍子がこの2人の侵入は夫が許したものと考えるのが自然であり、奴隷妻として調教されて真に完全服従しているのであろう彼女がおざなりの抵抗しか見せないのは仕方のないことだった。巧と竜にすれば興ざめしてもおかしくない状況だったが、藍子の見事な裸身を目の辺りにした2人は驚くほど新鮮な興奮が込み上げて来るのを覚えていた。彼女の体はそれほどまでに素晴らしく魅力的だったのだ。シミ一つない抜けるような美白の肌は高校生の娘がいるとは思えないほど瑞々しさを保っており、体の線も全く崩れていない。それでいて、張りがありかつ柔らかそうな乳房や尻は若い娘ではあり得ないような豊満さで、ウエストが見事にくびれたパーフェクトな完熟ボディーなのだから、女好きな2人の血が熱くたぎったのは言うまでもない。

「巧君、この女を縛る道具を持って来てくれ」

 竜が早くもほとんど抵抗力を失った藍子を羽交い締めにして言うと、巧はSM道具が用意してあると言う物入れを調べに行った。竜はむせるような色香を発散する熱くて柔らかい藍子の体の感触を楽しみながら、まだ手は出さずにいるが、それは最早レイプではなく本格的なBDSMプレイで変態夫婦を目一杯楽しませてやろうと言う計算が働いたものだ。嫌がる女性を拘束してじっくりといたぶり、心ならずも強烈な性的快楽を覚えさせて屈服させる。それをミラーの向こうの夫は楽しみにしているだし、竜や巧の最も得意とするところでもあった。それには性急にガッツいて女性の体のガードを働かせることは厳に慎まねばならない。真性マゾの藍子なら暴力にも興奮して歓びを覚えるだろうが、竜自身はさっきのビンタでもう十分と言う気持ちだった。

ーーアイコさんよ、旦那の見てる前でコッテリ色責めに合わせてやるからな。せいぜいよがり狂い、イキまくって見せてやりなよ

 ミラーの向こうでは、手慣れた女扱いを見せる男たちが最愛の妻への陵辱を開始するのを眺める真が、興奮を隠そうともせず、桜園に一言「失礼」と断ってからズボンを下ろし始めていた。

「妻を他人にヤらせて、自分は1人でせんずるなど滑稽と思われるでしょうが、どうか笑わないで頂きたい」
「いや、わしの年齢になればそのお気持ちよくわかりますぞ。一度出してしまうとその日は使い物にならんのでな。愛する女性が他の男に犯されて歓びを与えられるのを見るのも、又人生でしょう」
「私はそうではありません。今でも藍子を一晩中抱いて十分満足させる自信もありますが、それより彼女が他の男性にヤられて、心ならずも感じてしまう様子にひどく興奮する変態なのです」
「立花君、それを言うならわしも変態じゃよ」

 妻の真っ白な裸身に生える真っ赤な縄を竜が掛け始めたのを見て、早くもイチモツをしごき始めた真に、桜園校長は共感し理解を示していた。

ーーわしも孫のような娘っ子にしか興奮しない変態じゃ。こんな美しい藍子さんを見ても、ちっともナニが反応せんのじゃからの。だが、そんな世間の道徳に縛られて何になる? 男と女は何でもアリじゃよ、立花君。大いに楽しむが良かろうて

 そして見知らぬ陵辱者に縄掛けを始められた藍子も、倒錯した歓びに打ち震え理性を狂わせようとしていたのである。

ーーああ、あなた、ごめんなさい。藍子はきっとあなたを裏切って、この男の人たちに犯されて乱れてしまうわ。だってこの人たち、女扱いに慣れてらっしゃるんですもの、絶対我慢出来ない、ああ……

 かつて暴力団の竿師だった時代に習得した熟練した技で竜がキリキリと柔肌に縄を掛けていくと、その要を得た緊縛の感触が藍子のマゾの血を煮えたぎらせ、陶酔に誘ってしまうのだった。

 こうして町中を外れた立花の豪邸では、世俗の道徳を超越した男の女の性宴がヒッソリと進行して行ったのである。


続く→桜の園 5-5.奴隷妻の狂乱と使用人の憂鬱(1)

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