桜の園
桜の園
 金持ちの子女が集う私立桜園高校の経営者で校長の桜園五郎は、皆に敬慕される人格者で地元の名士だが、巨根で若い女性のアナルに執着するSM愛好家だった。死病に冒された彼は、何人もの若く美しい女性が喜んで差し出す尻を並べて犯したい、と言う男の夢を実現するために、一癖も二癖もある性技に長けた男達を学園に集める。狙いを定めた7人の美しい女生徒と教師を同意の上で性奴隷に堕とし、鍛え上げた尻穴を校長に捧げさせる、壮大な「性奴隷プロジェクトの幕が今切って落とされたのだ。 (現在更新休止中)

4-40.授業中の懊悩(2)(8608字)

ーー一体、この子たちどうしちゃったのかしら? まさか、小沢のクソガキに影響されて……ううん、この子らに限ってそんなわけないけど……

 この所クラス内で起こっている「異変」を認めざるを得ない、2年A組の担任であり才色兼備の勝ち気な国語教師春野真帆は、ぞろぞろと並んで遅刻し入って来た4人の少女たちを見て、内心とても穏やかではいられなかった。心の底から申し訳なさそうに遅刻を詫びて入って来る、相田祥子、上田優里、坂野しおり、神野沙希、と言う面々は、桜園高校では珍しく問題児を抱えているこのクラスでも何ら問題のない、申し分なく「いい子」たちだったはずなのだ。モデル業を抱える沙希は欠席や早退が多かったが、仕事以外で遅刻したことなど一度もなかった。他の少女たちも1年の時から無遅刻無欠席の皆勤で、そんな彼女らが申し合わせたように無断で遅刻し現れたのだから、初めての担任でクラス経営に頭を悩ます彼女の心境は察するに余りあるものがあった。そして問題は遅刻だけではない。

ーー何よ、あのスカート。パンツが見えたらどうするのよ! 男の子たちがいることも少しは考えなさい、全く……やっぱり、小沢に何かされたとか……

 真帆はいずれ劣らぬ愛らしい容姿の4人が、揃いも揃って着用している過激な超ミニスカに顔をしかめながら、初めは近頃の若い子の感覚には付いていけない、と見当外れのことを考えていた。まずはツインテールで幼い外見の祥子がまるで似つかわしくないミニスカをはいて来たので注意したのだが一向に改める気配がなく、まるで伝染するかのように学級委員の優里、テニス娘のしおり、そして今朝は現役モデルの沙希まで、彼女の目からは女性として許せない丈のスカートをはき始めたのだ。スパッツ類の着用が禁止されている桜園高校でこんなミニスカをはけば、義務付けられている純白のパンチラが多発することは間違いない。いや見えなくても、外国人ばりに脚が長い沙希を初め皆相応に発育が良くムチムチで真っ白な美脚を堂々と晒されたのでは、大人しい金持ちの子息が集まっているとは言え思春期の男子にとってはとんでもない目の毒で、気になって勉学にも集中出来ないのでは、と真帆は腹立たしく思うのだった。だが彼女は、4人のミニスカの前が異様に膨らみ、中は股間に喰い込む黒革Tバックから大きな人造男根を突き出させている、凄まじく破廉恥な格好であることに気付きはしなかったろう。健全な常識人である真帆の頭に「性奴隷」だの「調教」だのと言うボキャブラリーはなく、そんな唾棄すべき行為が自分の教室内で行われているなど、夢にも思うはずはないのだ。ましてや、自分もその「性奴隷」に堕とされる運命が待っていようとは。

 そして又彼女たちが、学級委員として信頼の厚い優里を初め他の生徒の模範となるような優等生だと思っていただけに、真帆の動揺は大きかった。やはり新米の自分の学級経営に問題があり、こんなことになったのでは、と言う懸念がどうしても頭を去来する。だが真帆は当然ながら落ち度のない自分をいつまでも責めるネガティブな人間ではなく女の直感を正しく働かせて、4人にわざと遅れて登場した巧の影響を風紀の乱れの元凶だと見破ろうとしていた。着崩した制服のポケットに両手を入れ(何か文句でもあるのか)とでも言いたげな顔で黙って入って来ると、教室最後尾の指定席にふんぞり返って座る小沢巧を見た真帆は、この治外法権みたいな不良男と少女たちとの関係を疑わずにはいられず、その疑念は正しかったのだが、どうしてもそれを信じるところまでは考えが至らなかった。やはり彼女の常識では、不良に脅された真面目な少女が抵抗出来ず、はしたないミニスカ制服を強要されて従ってしまうとは考えられないのである。

ーーあなたたち、何かあるんだったら先生に言いなさい。泣き寝入りなんかしなくていいのよ。私じゃ不足なら、養護の飯川先生にでも相談したら?

 全く愚かなことに、真帆は(何かある)と小沢巧と少女たちの関係を見破りながら、まるで見当違いの思考に陥っていた。真帆が校内で一番自分と仲が良く、生徒たちからも抜群の信頼を得ている養護教諭の飯川舞子がまず第一号の性奴隷に堕ちており、女生徒たちの調教に一役買っているなどと夢にも思うわけはなかったが。だが、そんな真帆の不分明を誰も責めることは出来ないだろう。地元の名士であり皆に尊敬されている桜園校長自身が黒幕で、この奇想天外な性奴隷プロジェクトは水面下で着々と進行しているのだ。自分がその最後の歯車に予定されており、生け贄として歓んで美しい尻を校長に捧げる運命だ、などと夢想だにもしなかったのは当然である。だがその運命の歯車はすでにガッチリと構築されて、彼女がどんなに抵抗しようとも逃れることは不可能になっていた。それは真帆には信じられない現実だったが、強制されてではなく「喜んで」はしたない性奴隷姿に身を堕とし、不良男巧の命じるまま教室でも淫らな調教を受け入れようとしている性奴隷少女たち、そしてそのリーダーたる舞子の存在である。誰よりも気が強く、絶対に男に隷属することなどあり得ないと思っている真帆だが、信頼する先輩教師や自分の受け持つクラスの生徒と言う身近な「同性」に責められて、その精神を保つのはまず不可能であろう。異性にきつい人間は同性には甘く、その逆もまた真であるからだ。人はそうしてバランスを保っているものだ。彼女の気質をよく理解している校長を初めとした男たちが、最後に堕とすべき性奴隷として残しているのにはそんな意味があるのだ。
 
 小沢巧が何か公には出来ない理由により、桜園校長のコネで入学して来た不思議な少年であることは、今や学校中に知れ渡っている。中には、校長が若い頃手を付けた女性を孕ませてしまった隠し子ではないか、と言う不謹慎な噂を立てる者もいたが、それはあながち完全な的はずれとは言えなかった。巧は父親を知らない、風俗女性の私生児であり、母親の仲間たちから幼い頃よりセックスの手ほどきを受けて才能を開花させ中卒でナンバーワンホストに昇り詰めた性のサラブレッドだ。そして性奴隷プロジェクトの推進役として桜園校長に抜擢され、その女泣かせの天賦の才を大いに発揮すべくこの学校で奮闘しているのだから。

 そんな巧はもちろん勉学に励もうなどという気ははなからなく、試験などほとんど白紙であるにも関わらず2年に進級してしまったのだ。まだ新米の真帆には何も知らされていないが、校長の強い力が働いているらしい。初めて担任を持たされることになった彼女は、小沢巧の所属クラスであることに強い抵抗を覚えたが、他の教員から彼に関しては完全に放置しておけば良い、と言い聞かされてしぶしぶ受け持っているのが実情だ。巧は遅刻は常習だし体育などは出席せず、フラリと勝手に姿を消してしまうこともあるが、毎日登校して教室の最後尾でふんぞり返っている。まさか彼が校長の命を受け、授業中も性奴隷生徒たちを遠隔調教するお目付役を担っているなどと、真帆は夢にも思わなかっただろう。そして遠からず自分もその運命にあることも。

 傍若無人な巧だが、決して反抗したり口答えすることはなく、文字通り「放っておけば何の問題もない」生徒だった。生徒たちも彼は特別な存在として忌避し、皆無視を決め込んでいるように見える。実際には、巧は1年の時このクラスに在籍する女生徒たちのほとんどを蕩らし込んで若い体を賞味し、ほとんど処女だった彼女たちが女の歓びに目覚めるまでテクニックを尽くして抱いてやっていた。その中で性奴隷になる素質ありとして目を掛け性奴隷2号として調教してしまったのが、意外にもロリロリした外見の祥子であり、後は校長が早くから目を付け2年になってからと取っておいた飛び切りの美少女たちだ。性奴隷少女たちが皆、容姿も性格も申し分のない「良い子」であるのはそのためである。

 真帆は担任でありながら何も手を出せないこの小沢巧という不良男子が、女生徒たちにセクハラまがいの行為を働いているのでは、と言う疑惑は耳にしていた。だが不思議とそれは全く表沙汰になることはなかった。それもそのはず、巧は自分が抱いて初めて女の歓びを極めさせてやった少女たち、すなわちこの2年A組の女生徒たちに限って、胸や尻を触ったり、スカートをめくったりしていたのである。メンスの始まった女性なら老若を問わず夢中にさせる性テクニックを誇る、元ナンバーワンホストだった彼の毒牙に掛かった少女たちは、どうしても彼のことを憎からず思ってしまい、体を触られればズキンと感じて目を潤ませてしまうのだから、彼の行為を告発するわけがないのである。巧自身は一度抱いて捨てた女生徒たちに何の未練も持っていなかったが、日課のように彼女たちのスカートをめくり乳房や尻を撫でてやることでアフターケアをしてやっている気にさえなっていた。

ーー女なんて、一皮剥けば皆そんなもんさ

 そう内心うそぶいている彼に、このクラスの女生徒たちは誰も反論することは出来まい。そして、男は隷属させるものでその逆などあり得ないと思っている、勝ち気な美人教師の担任真帆も、まもなくそのプライドを完膚無きまでに剥ぎ取られて巧の軍門に下り、男にひれ伏して性の歓びを与えられることに無上の幸福を覚える運命にあるのだ。否、実は巧の性力の虜になっていない女生徒がもう1人だけいた。彼と同様に勝手気ままな学校生活を送っている、本物の大富豪の令嬢立花美幸である。彼女は性奴隷少女たちの後に遅刻して教室に入ったが、軽く会釈しただけで何ら悪びれず堂々と自分の席に着いていた。1時間目が始まり春野先生が問題を配って漢字テストが始まっても、解答に没頭するクラスメイトたちを尻目に、教室中ほどの窓際に座った美幸は背中付近まであるロングヘアの枝毛を処理しながら、物憂げに外を見ていた。時々思い出したようにシャープペンシルを動かすが、とても真面目にテストを受けているようには見えない。いつものように白紙解答を決め込んでいる巧と彼女だけは、初めからテストなど気にしていないのだ。

ーーハッ! そんなにのんびりしてられるのも今のうちだからな、立花。他の連中は今、発情したメスネコみてえに盛って、マンコを疼かせて気が狂いそうになってんだぜ……お、神野のやつ、やっぱ一番辛そうだな。テストどころじゃねえって感じで、えらくケツをもじもじさせてるじゃねえか。オラオラ、ちんぽをシコシコしてえんだろ? 我慢してねえで、せんずって見ろよ、すぐにキツイお仕置きをしてやるぜ。ホントはお仕置きが嬉しくって、ゾクゾクしてんだろ? 売れっ子モデルのくせによ、このビッチが……

 巧にすぐさま見抜かれてしまったように、初めての双頭ペニスに苦悶する沙希は、早くも挫けそうになる自分と懸命に戦っていた。彼女の左手は今、他の性奴隷少女たちと同様ミニスカの中に潜り込み密かに人造ペニスを握り締めると、ワナワナ激しく慄えているのだ。スカートの裏地に触れただけで気もそぞろになるほど過敏な双頭ペニスを手で握れば、それだけで体内に喰い入った同じ形の部分に内蔵された刺激玉がゾワゾワと蠢いて、切なく疼き上がる女性器のすみずみにまでいたたまれない淫らな感触がもたらされてしまう。沙希は今その心地良さに陶然とアイドル顔を緩めながら、体奥から猛然と込み上げて来るはしたない欲求に必死で抵抗していた。とてもテストに取り組む余裕はない。

ーーああ、シコシコしたい! おチンポを思い切りシコシコしたいです、ご主人様! 沙希は授業中なのに、こんなヘンタイなオナニーが我慢出来ない、とってもイケない子なの。で、でも、みんなのために我慢しなくちゃいけない……ああ、ああ、でも、本当に頭がおかしくなりそおっっ!!

 授業中隠れてずっと「チンポ」を握り締めておけ、ただしその手で勝手に慰めてはいけない。これが巧の下した命令だった。そして誰かが命令に背けば、即刻全員一斉に「お仕置き」だと言い渡されていたのだ。そのため本来真面目で申し分ない優等生であるはずの性奴隷たちは皆、そんな淫らな行為を強いられて誰かにバレないかとドキドキ胸を昂ぶらせながら、おぞましい人造ペニスを思い切りしごいて気の狂いそうな欲求不満を解消したいと言う衝動を、歯を喰い縛って堪えているのだ。まだ沙希ほど明白に取り乱す様子は見せていないが、祥子も優里もしおりも皆頭の中は悩乱し、密かに熱い吐息を洩らして「ペニス」を握る手を切なく慄わせていた。そして彼女たちはおぞましいことに、実は皆淫らな「お仕置き」を期待してドキドキワクワクしてしまうはしたない自分を十分自覚していたのである。「お仕置き」とはマゾに目覚めた彼女たちにとっては「ご褒美」に他ならず、それは我慢すればするほど、ますます素晴らしく淫らな心地良さを与えてくれる麻薬のような物だった。

ーー神野のやつ、シコシコ始めやがったな、テスト中なのに堪え症のないバカ女だぜ。よしよし連帯責任で全員に楽しいお仕置きをくれてやろう。フルコースで味わいな、そらよ!

 巧が強力なリモコンを操作すると、漢字テストに真面目に取り組んでいた性奴隷生徒たちは皆、ウッと顔をしかめて机に突っ伏してしまった。巧はフルコースと表現したが、まず手始めのお仕置きは調教ブラの作動を全開にされることだった。そのため胸部の刺激がにわかに強まった少女たちは、たまらず机に伏せてしまったのだ。誰かの調教ブラの振動が机に当たり、一瞬激しいバイブ音が聞こえていたのは、一番巨乳のしおりだったろうか。すぐに離したので気付かれず、性奴隷たちも上体を慄えおののかせながら何とか机から顔を上げたのだが、後は先生にバレないよう着実に押し寄せる絶頂欲求に耐える至福の時だった。真面目な生徒たちにとって、こともあろうに担任の先生によるテストの実施中にエッチな道具に愛されて気をやってしまうのは耐えられない恥辱であり、絶対にダメだと抵抗せずにはいられないが、それでも調教を重ねられひどく感じ易くなってしまった彼女たちの体が崩壊してしまうのは時間の問題である。そして我慢した挙げ句、バレないよう反応を押し殺して気をやれば、より一層甘美な興奮に包まれてマゾの歓びを心身に刻み込まれていくことになるのだ。

ーーあんまり机にくっつくんじゃねえよ、このバカ! 音が響くだろうが。お前ら、乳だけで気をやるなんざ、ど淫乱の証拠だぜ、アハハ……

 巧はよくそう言ってからかうのだが、倉沢の開発した調教ブラはセックスドクターとして不感症女性の治療に用いてほぼ百パーセント完治させてしまうほど、性感に訴えるスグレモノだ。1人ひとりサイズを測定してオーダーメイドし、人肌に似せた特殊な感触のブラカップの裏地が最大限に密着して乳房を包み込み、勃起した乳頭を無数のソフトなイボが刺激する調教ブラは、装着しただけでテクニシャンの男が優しく乳房を握り締めているような淫らな感触がもたらされる。そしてそのブラカップと刺激突起が心地良く性感に訴えるバイブレーションを起こしながら収縮して、乳房を揉みほぐすと言う人の手では不可能な淫靡極まりない動きを見せるのだ。初めて経験した性奴隷たちは皆、こんな器械でしかも胸部への刺激だけで気をやるはずがないと懸命に我慢したのだが、健康で若い女体が不感症女性をも癒してしまう調教ブラに耐えられるわけもなく、激しく絶頂に昇り詰めて男たちに嘲笑され屈服してしまったのだ。以来普段の調教では微振動にセットされているが、それだけで性奴隷たちは息を弾ませ乳房が蕩けてしまいそうな心地良さに浸っているはずだ。まだ成長期の少女たちにとっては先端部の刺激イボが最も気持ち良いのだが、四六時中淫靡に刺激されることにより、乳房のサイズアップと乳首の発達も見込まれていた。実際調教歴の長いロリータ少女祥子が、最近とみに女らしくなり過剰な色気を発散し始めたのは、もともと発育の良かった乳房が巨乳の域に近付いて来たからでもあった。ともあれそれだけ体に馴染んでしまった調教ブラを全開で動かされてはたまらない。少女たちは皆担任の真帆先生に心の中で謝罪しながら、テストの手を止め乳房による絶頂へまっしぐらに駆け上がっていった。

ーーよしよし、1人残らず気をやりやがったな。まだ授業は始まったばかりだぜ、マジでフルコースで楽しめそうじゃないか。お次はクリで、残念ながらチンポは動かせねえから、最後のおケツは2回イカせてやるよ。嬉しいだろう……

 色事に長けた女泣かせのプロを自認する巧にとって、どんなに取り繕っても性奴隷少女たちが気をやってしまったことは、離れた席からでもお見通しであった。そして彼は、まだヒリヒリと痛む頬の感触に苦笑しつつ、どうしても窓際のお嬢様のことが気になっていた。

ーー立花、お前ずいぶん乳がデカそうじゃねえか。ドクターがそれを知って、今母乳を出させる研究をしてるみたいだぜ。妊娠しねえでも、感極まって乳が出るんだそうだぞ

 巧は、美幸が厳重な制服の下にたわわな果実を隠しているらしいと勘付いており、校長らに報告しているのだが、女性を性的に歓ばせる研究をライフワークとしている倉沢が興味を示し、彼女の調教には是非母乳を出させてみたいと言い出したのだ。クールを装っていてもやはり女性を性的にいたぶることを生き甲斐としている巧は、あの取り澄ましたお嬢様が巨乳に調教ブラを嵌められて、どんな顔で絶頂に達してしまうのかと思うと心が浮き立つようだったが、更に母乳まで出させると聞いて激しく興奮するのを覚えていた。

ーーこの時間が終わったら、お出掛けの前にもう一二発抜いときてえな。今度は学級委員の口か、それともテニス娘がいいかな……お、性懲りもなく又シコシコ始めるやつがいるな。よしよし、今度は剥けグリに喰らいやがれ!

ーーうひい~っ! く、クリはダメえ~っっ!!
ーーも、もう、さいこお~っっ!!
ーーとけちゃう! オマンコとけちゃううっっ!!

 クリトリスはどんな女性でも強烈な性感の急所であり、とりわけまだ成長途上の少女にとっては最大の泣き所である。その敏感な感覚の塊を保護すべき包皮を手術で奪われ、調教下着に植えられ嫌らしく密着する無数のソフトな刺激イボに激しくバイブレートされた性奴隷少女たちは、凄まじい快楽の矢に射抜かれて内心で密かに絶叫した。

 基本的に教育水準の高い上流階級の子女が集まっている桜園高校では、水を打ったように静かで厳粛な雰囲気の中授業が行われている。今2年A組の教室でも、この学校を優秀な成績で卒業し地元の名門女子大を経てからすぐ母校に国語教師として採用された才媛春野真帆の美声だけが朗々と響く中、巧の手にしたリモコンで強弱を付けられる性奴隷4人の美身に喰い付いた調教下着の振動音までが聞こえてしまいそうな静けさだ。人にバレないようにドキドキと心臓が爆発しそうなスリルを味わいながら超ミニスカの下に手を忍ばせて「ペニス」を握り締め、巧の調教下着による「お仕置き」を精一杯我慢しながら結局気をやってしまう性奴隷少女たちにとっては、この上ない恥辱を味わうことの出来るシチュエーションである。辱められるほどにますます強い被虐の歓びに染められてしまう少女たちは、いつしかここが授業中の教室であることもほとんど頭から消し飛んで、隠れて何度も気をやってしまう快楽に夢中になり性奴隷として調教される幸福を噛み締めていた。 

 性奴隷に成り立ての沙希も例外ではなく、包皮切除手術を受けたばかりのクリトリスへの一撃では頭の中が真っ白になるほど強烈な快美の矢に全身を貫かれ、アッと言う間に激しく気をやっていた。そして何と言っても最大の脅威はアナル責めである。乳房の快感が母性をくすぐる優しく甘やかなもので、クリトリスの快感は女の性感にダイレクトに訴え掛けるストレートなものだとすれば、アナルのそれは若い体からエネルギーを吸い取ってしまうようなマイナスパワーに満ちたものだ。そのため恐ろしいアナルバイブの強振動が始まると、沙希は何もかも忘れておぞましい悦楽に全身を支配され、もうどうなっても構わないと言うひどく自堕落な気持ちに陥った。残ったのは尻穴で感じてしまう自分への蔑みと男たちへの服従心だけである。

ーーおああっ! オシリがすごいい~っっ!! ヘンタイ沙希は授業中なのにオシリでイクの、ご主人さまあ~ も、もうどうにでもして、メチャクチャにして、あ、いぐうううっっっ!!!

 慣れずに一際乱れぶりが際だつ沙希は、アナルで気をやりながら禁止されている「ペニス」しごきも行ってしまい、完全に狂乱していた。後ろで観察している巧が苦笑したほどである。

ーーオイオイ、色きちがいもいい所だな、まだバラすんじゃねえぞ! もう一度ケツをかわいがる時間は残ってるな。これで神野も完全に堕ちたか……

 こうして現役女子高生スーパーモデル沙希も、すっかり股間の前後を貫いた疑似ペニスの虜になり、校長の巨根に尻を捧げる日を夢見る淫乱な性奴隷へと転落した。残る性奴隷候補は2人となり、桜園高校性奴隷プロジェクトは完結に向けてますます加速したのである。


続く→桜の園 5-1.新たなる性奴隷

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