第16夜 ヘンタイ教師
ヘンタイ教師

 高校2年生のマユは担任になった宮本先生を「ヘンタイ教師」だと冗談半分で噂していたが、宮本は正真正銘のロリコン変態教師だった! 策略で捕らえられたマユは、既に宮本の性奴隷に堕とされた親友2人の手で恥辱に満ちた性感調教を施され、共に宮本にかしづく奴隷となるよう促される。 必死に耐えるマユだが、度を超えた快感の前に理性は崩壊を始め…‥‥創作初期の代表作。(約6万8千字)


4.親友のレズ調教で堕とされるマユ(8237字)

  その時チャイムが鳴るのが聞こえ、アタシは思った。

ーー今何時間目なんだろう?

 朝気絶させられた時1時間目が始まったのだ。その後どれだけ気を失っていたのかはわからない。

「チャイムが鳴っちゃいました。私は残念ながら4時間目からずっと授業なんです」

ーーそうか、今から4時間目が始まるのか。やはり気絶していた時間はそれほど長くなかったようだ。

「さあ、マユさん。お友達と一緒に、私の奴隷になる決心はつきましたか?」

  アタシはそれでも嫌々と首を振る。もう覚悟は出来ていたけど、ここでウンとうなずける程アタシは強くない。

「サヤカさんとミチコさんからも、誘ってあげて下さい」
「マユ、一緒に奴隷に成ろうよ」
「奴隷に、成りましょう」

 みっちゃんの口調は堅かったけれど、2人とも素直にそう口にしているのがわかる。決して宮本に強制されて嫌々口にしているわけではない。アタシは逆に恐ろしくなって2人の誘いにも嫌々と首を振ってしまった。宮本の奴隷にされること自体よりも、自分が別の人間に作り替えられてしまうのが怖かったのだ。が、そういうためらいは、宮本を楽しませてしまうだけのことだった。

「いいですよ。女の子は慎ましくなければいけません。この程度で簡単に、奴隷に成ります、なんて言ってはなりません」

 コイツにはどんな反応を見せても無駄だった。自分の意のままになるまで何度でもしつこくネチネチと女の子をいたぶって、その事自体を楽しむ蛇のように狡猾な男なのだ。
 
「ではちょっと遊んでみましょう。サヤカさん、ミチコさん、あなた達は次の時間、私の替わりにマユさんが奴隷になる決心が付くようにしてあげて下さい。おっぱいを握って下さい」
「んんんーっ!」

 やめてえっ! と叫ぼうとして、口枷から又涎が頬を伝った。すぐに左右から手を伸ばして来たサヤカとみっちゃんにおっぱいを触られた瞬間にも、又声にならない悲鳴と涎が、アタシの屈辱感を煽った。

「いいですか、次の時間手と口を使ってマユさんをかわいがってあげるのです。おっぱいはずっと揉んであげなさい。触るのは上半身だけです。マユさんが何回イッタかお昼休みに報告して下さい。5回が最低ノルマです。クリア出来なかったら、1からやり直しですよ。では」

 ち、ちょっと! 待って! と言おうにも言葉にならないし、左右から握り締められたおっぱいから早くも甘美なものが込み上げて、アタシはもう意識が桃色にかすもうとしていた。

「待ってください、ご主人様」

 サヤカがそう言ってくれた。ホッ。さすがに親友であるアタシにえっちないたずらを仕掛ける事はためらわれるのに違いない。

「7回にしませんか?」

ーーう、嘘おっっっ!!!

 続いてみっちゃんも口を開いた。

「いいえ、ご主人様。1時間もあれば10回はイカなくては……」

「ははは、かわいい奴隷達の言う事は聞いてやらないといけませんね。では10回です。10回アクメに達しなければやり直しですよ、では……」

 宮本がそそくさ教科書などの授業道具を揃え、いつものように遅刻しているので一応急いで部屋を出る。 そして入口に外からガチャリと鍵を掛ける音が聞こえたのを合図に、サヤカが話し掛けて来た。

「マユちゃん……私達が嫌な事は全部忘れさせてあげるね」

ーーううっ!
 
  そう言ったサヤカはアタシのおっぱいを握ってた手に少し力を入れ、指股でクリッと乳首を挟んで来たたちまちアタシは素晴らしい心地良さに包まれてもう開けていられなくなった目をつむってしまう。メチャクチャにうまい、と思った宮本ほどではなかったけど、柔らかい女の子の手、それも親友のサヤカにえっちな事をされてると思うとそれだけでも感激の度合いが違い、まるでスッとアタシの体に入り込んでダイレクトに官能を燃え立たせてくるようだった。これではガードするどころの話ではなかった。

ーーああ……だ、駄目だよ、サヤカ…… 

「マユ。いっぱい気持ち良くなって……」

ーーうあ~っ! みっちゃん、ソコ、駄目えっ!

 今度は反対側のみっちゃんまで、聞いた事もないような艶めかしい声と共に、おっぱいを握り締めてた手指でクリッと乳首を摘んで来た。それぞれに摘れてしまった私のえっちな乳首から、快感の電流がビインと突き抜けて来るみたいで、親友2人に左右からかわいがられる恐ろしさに慄え上がってしまった。

「もみもみしたげるね」
「アタシも……」

 さっそく2人は手指をゆっくり動かしてアタシの乳房を柔らかく揉みほぐしながら、指でコロコロと乳首を弄り回して来たんだけど、その気持ち良さはもう言葉にならない素晴らしさだった。 女の子同士でレズっちゃうなんてイケない事だとわかっていても、大好きなサヤカとみっちゃんの手指を嫌がり拒絶する事など出来なかった。それにサヤカとみっちゃんでは手の感触も弄り方も全然違う。サヤカの手にガードを固めて感じまいとすれば、みっちゃんの手には無防備になるし、逆に又真なりで、乳房揉みが始まって早々にアタシは抵抗を諦めるしかない心境に陥っていた。

「気持ちいい? マユちゃん」
「ねえ、こんなの、どう? 感じるんだね、嬉しい……」

 そして2人は耳元で嫌らしく囁き反応を逐一確認しながら、アタシの最も感じるやり方を探求しつつ、愛情たっぷりにおっぱいを揉みほぐして来るのだ。これにはどんなテクニシャンの、宮本のような男だってかなわないだろう。2人の手指がグリッとおっぱいに喰い込むたびに甘美なものがグッと込み上げ、乳首をクリッとくじられる度に閉じ合わせたまぶたの裏で快感の火花が散った。

「マユちゃんのおっぱい、とてもおっきくて、素敵……」

  サヤカがそんな事を言いながら、ユサユサ、クリクリ、とややハードな揉み方に変えて来た。始めからこんな強い揉み方なら却って冷めてしまったかも知れないけど、ソフトタッチの乳房揉みにメロメロにされて骨抜き状態になっていたアタシには効果抜群だった。くすぶっていた官能の炎に一気に火が付いたアタシはサヤカの大きな手指の動きに合わせるように胸を激しく揺さぶって感じ入った様を晒してしまい、それを見たみっちゃんまでサヤカにならってやや荒っぽい乳房愛撫に切り替えて来ると、アタシはどんどん高まり天国に向かって飛翔していった。

「乳首をチューッとしたげようよ」

  密かにそれを願っていたアタシの気持ちを見透かしたようにみっちゃんがそう言うと、2人は左右から揉みほぐすおっぱいの頂点のえっちな実をすぼめた唇に含んで来た。そして舌でペロペロと舐めたかと思うと、2人の唇はジワジワ乳首包囲網を搾るように縮こまって来る。

ーーああーっっ!! いくうっっ!!

  そして2人が申し合わせたようにきつく乳首を吸い取り。チューッときつく吸い上げて来ると、アタシはとうとう絶頂に昇り詰めてしまった。

「マユちゃん、いっちゃったよ」
「もう10分近くたっちゃったね」

ーーもう10分!? まだ10分の間違いじゃないの……もうアタシ、ヘロヘロだよ……

 だけどずっとおっぱいを揉み続けるように命令された2人は、もちろん手指をアタシの乳房に掛けたままだ。

「これじゃノルマが達成出来ないよ」
「ペースを上げなきゃ……」
「マユちゃん、10回イカなきゃやり直しだよ」
「頑張って5分に1回イクつもりで、ね?」
「んんっっ!! (無理っっ!!)」

 確かに50分の授業中に10回イクとすれば、そういう計算になるのだが、いくら何でも無理ではないか? アタシは毎晩オナニーしちゃってるけど、普通は1、2回くらいのもので、2回もイッテしまうともうグッタリ。そのまま朝まで寝ちゃう事が多い。どんなに頑張ったって3回が限界だと思ってる。本当に3回してしまった事が何度かあるんだけど、もう3度目は頭がトロトロになって理性も何もぶっ飛び、終わった後物凄い罪悪感と虚脱感に襲われて、もう2度とこんな事はするまいと固く誓ったものだ。まあ、それでも何度かトライしたわけだから、アタシがえっちなのも相当なもんなんだけど(笑)

  だから宮本が最初に言った5回ってのでも、体が壊れてしまうんじゃないか、と言う恐怖を覚える回数だった。だけど、アタシの考えるえっちの限界をはるかに超える責めを経験してしまったサヤカとみっちゃんは、あえてもっと回数を増やすように宮本に提案したのだ。

「さあ、マユちゃん、2回目だよ~」
「アタシのおっぱいもみもみ気に入ってくれた?」

 そしてそんなアタシの不安なんか意に介さないとばかり、サヤカとみっちゃんは楽しそうに愛撫を再開して来た。すると1回目よりはるかに簡単にアタシは体が燃え上がってしまうのを感じていた。2人の手にアタシの体がなじんでしまったのか、研究熱心な2人がアタシの感じるやり方をもう会得してしまったのか、たぶん両方だと思う。

ーーああ~っっ!! た、たまんない、許してえっっっ!!!

「わーい、マユちゃん大歓びだねっ!」
「んふっ、今度はいろんトコ、ナメナメしたげるよ!」

 アタシは塞がれた口から言葉を発する事が出来ないのを恨んだ。口が利けたらサヤカとみっちゃんに、回数をごまかしてくれるようお願い出来たかも知れないし、イキまくり状態をアタシが心底恐れている事を訴える事も出来ただろう。もちろんそれを聞き入れてもらえると期待は出来なかったけど。

「ねえ、私、昔からマユちゃんとえっちなことしたかったんだ。うれしいよ、マユちゃん……」
 
 サヤカがせっせとおっぱいを揉みしだき、アタシの首筋あたりにねぶりついて来ながらそんな事を言うと、ゾクゾクッとアブない戦慄が体を突き抜けて来た。

「私も…・…大好きだよ、マユ……」
 
 みっちゃんまでそんな告白をしながらアタシのオッパイを巧みに揉みほぐし、腕を持ち上げ脇の下に舌を這わせて来ると、おぞましい快楽の電流が1つになって、程なくアタシは2回目のアクメに到達していた。

「その調子だよ、マユちゃん」
「どんどんイッテね。羞ずかしがらないで……」

ーーああ~……や、休ませて……アタシ、壊れちゃう……

 3回目はやはりアタシにとって1つの限界点なのだろう。頭がピンクにかすんでもう何もまともな事は考えられなくなった。ただ、2人がココがいい?それともココ?と一々聞きながら上半身のいろんな場所をナメ回して来る心地良さと、揉み続けられるおっぱいが本当に溶けてなくなってしまいそうな絶大な快感だけがアタシの頭の中を占め、3度目のアクメも間もなく訪れた。

「うふふ、だいぶ調子が出て来たね、マユちゃん。ほうら、おっぱいもみもみ……」
「ああ、アソコを弄ってあげられないのが残念だねえ……」

 そう言う2人の言葉で始まった4サイクル目からは、もう限界を超えてわけがわからなくなった。たぶん、アタシはサヤカとみっちゃんの手指におっぱいを擦り付けるようにして悶えまくり、2人の嫌らしい舌に舐められる箇所から次々と性感帯を目覚めさせられて、すごいペースでイキ続けたんだと思う。よく意識が飛ぶ事なく続いていたもんだと思うけれど……考えてみれば、みっちゃんは一晩中イキ続けてなお正気を保っていたわけだ。そんな2人は、10回のアクメくらいどうって事はない、とアタシに教えてくれたようなものだった。

「ご気分はいかがですか、マユさん」

  目を閉じて下を向き、すすり泣きながらサヤカとみっちゃんの手指と口唇で何度も何度も極めさせられて意識が朦朧としていたアタシは、そう顎をしゃくられて涙でけぶる視界に宮本の姿を認めた。

「何回イキましたか?」
「13回です、ご主人様……」

 サヤカがそう答える。

「よく頑張りましたね、マユさん。もう私の奴隷になる決心はつきましたか?」

 アタシが、どうするかためらっていると、まだおっぱいに掛かったままだったサヤカとみっちゃんの手が動き始めた。

「ご主人様、この子の決心がつくまで私達おっぱいもみもみを続けようと思います……」
「マユ、いい加減素直になろうね……」

ーーああ~っっ!

 これは宮本のやり口そのものだ。親友2人の手で退路を封じられたアタシには、もう宮本の奴隷になる道しか残されていなかった。うんうん、と承諾の意を表すアタシのうなずきを見て満足そうな表情を見せた宮本は、サヤカとみっちゃんに言った。

「よく出来ましたね。では、ご褒美を差し上げましょう」

 宮本がリモコンを取り出してバイブの快感を与えると、ああ~、いい~、と歓喜を隠さず表明した2人は口々に、ありがとうございます、ご主人様、と宮本に頭を下げ黒革T字帯の前部に両手をあてがい、モジモジとそのもたらす快楽に悶絶する様を見せた。

「気持ちいいですか? 何度イッテもいいんですよ、そのまま味わわせてあげましょう。では、マユさんをオネンネさせて下さい。アンヨは広げて。新入りの奴隷さんの入会式にあなた達も参加させて差し上げます」

 するとサヤカとみっちゃんは、再び、ありがとうございます、ご主人様と頭を下げ、股間の快感に全身をワナワナと慄わせながら、アタシの呪縛に掛かったような正座を解いて床に仰向けで寝かせて来たのである。一体「入会式」って何だろう?と13連続アクメの後で遠ざかりそうな意識の片隅で考えるが、サヤカとみっちゃんが脚を持って左右に大きく広げてしまうのにも、まるで抵抗出来ないのだった。

そして宮本がアタシの広げられた両肢の先を手錠で重たいスチール机の足に繋いで人の字形の拘束が完成すると、少し落ち着き意識がまともに戻ると同時に何をされるのかと言う恐怖で、全身が総毛立つような思いになった。が、まだはかされていたセーラースカートの中のヒモパンツには、新たな花蜜がドッと浴びせ掛けられ、搾ったら洗面器一杯の汁が溢れるのではないかというような濡れ雑巾状態になっていたのである。

「ああ~っ! ご、ご主人様あっ! 気持ちいいっ! いっちゃいそうですうっっ!!」
「ア、アタシもおっ! きつ過ぎます! も、もう、たまんないいっっ!!」

 宮本の持つリモコンが黒革T字帯の中で、女の子の股間の弱点に喰い付いたえっちな装置を慄わせてしまう効果は抜群だ。さっきまでアタシにまとわりついておっぱいを揉みほぐし続け、13回連続アクメと言う天国だか地獄だかわかんない状態を味わわせて来たサヤカとみっちゃんが、今度は自分達が狂う番だとばかりに、えっちな大声を張り上げながら悩ましく悶絶している。とうとう人の字形に固定されてしまったアタシは朦朧とした意識の中にもうっすらと目を開けて2人の親友の乱れる様を見て、その淫猥さに慄然とせざるを得なかった。

 とりわけ2人がまるでおしっこを我慢する限界が来てしまったかのように、両手で抑えている股間の縦に一筋喰い込んだ黒革の眺めが淫らそのものだった。わずかに膨らみの見えるその頑丈なT字帯の下の快楽装置が、今2人を追い詰めオロオロさせているのである。上半身だけで人事不省に陥る寸前までの連続アクメを与えられたアタシは、甘美な毒が回ってジーンと痺れて言う事を聞かない体でも、放置されたミニスカの中が激しく疼いて刺激を欲しがり狂いそうになっているのを感じていた。これが宮本の仕掛けた狡猾な罠だ。今から何が行われるのかわからないが、アタシの体は抵抗するどころか下半身が今か今かと宮本の「いたずら」を待ち望んでいるのだ。観念したアタシは再び目を閉じたが、サヤカとみっちゃんが股間の快楽でよがりまくるえっちな声に耳を塞ぐ事は出来ないのだった。

「さっきあれだけイッテしまったのに、サヤカさんもミチコさんも欲張り屋さんですねえ。
マユさんが呆れてますよ。」
「ああ、だ、だってえっ!!」
「又おかしくなって来ましたあっっ!! と、止めてくださいっ! ご主人様あっっ!!」
「ミチコさんはまだしつけがなってませんね。私におねだりが出来るのは、気持ちいいことをしてください、と言う時だけです。やめて下さいなんて、ヘンタイでドえっちな奴隷さんの言葉ではありませんよ」
「ああーっっ!!」
「ミチコさんは、どこが一番良いのですか?」
「……おしりいっっ!!」
「ヘンタイですね。はい、お尻でおイキなさい」
 
 宮本がアナルバイブを強めたのだろう。みっちゃんは、たちまち恐ろしく強烈なアクメを告げて絶叫し、サヤカも煽りを喰って、イクーっっ!!と愛らしく悲鳴を上げていた。

「サヤカさんまで、だらしがありませんよ」
「だ、だってえ……」

 サヤカの声はアクメを告げる悲鳴までも男に媚びるがごとく、悩ましくも可憐さを失っていなかった。こんな甘えるような声を出されたら、アタシが男なら獣になって襲い掛からずにはいられないだろう。

「もうあなたは十分慣れたはずでしょう。それなのに、そんなに簡単にイッテしまって羞ずかしくはないのですか?」
「だって……どんどん良くなって来ちゃうんです……もう私、駄目……」

ーーどきっ

 大人しいサヤカの言葉は結構アタシにもショックだったか知れない。こんなヘンタイプレイに慣れるどころか、 ますます深みに嵌って快楽の虜になると言うことだから……と、言う事は宮本の奴隷にされたが最後、二度と逃げる事も引き返す事も叶わず、コイツの前に「ご主人様」とはいつくばって、えっちな「ご褒美」を貰うのを幸福と感じる人生を送ると言うことだ。好きな男の人と結婚して、子供を産み、幸せな家庭を築く、と言った普通の人生とは決別しなければならないのだ。

「ははは、すっかりえっち好きになってしまったのですね。お友達と一緒に奴隷になれば、もっとえっちな楽しいプレイが出来ますよ」

ーーアタシは嫌だあっ! そんなの絶対……

「では、サヤカさんにもお好きな所にご褒美をあげましょう。どこが一番気持ち良いのですか?」
「ああ~……く、クリトリス……」
「よしよし、いい子ですね、はい」
「ひい~っっ!!」
「駄目えっっ!!」

 サヤカが「ご褒美」に歓びの悲鳴を上げると同時に、みっちゃんまで快楽を叫んでいた。
恐らく宮本のリモコンが2人の黒革T字帯の快感装置を同時に動かしてしまうのだろう。そのため1人ずつ「ご褒美」を与えられてイカされるとすれば、必ず2倍の快感責めが待っているわけだ。「友達と一緒に」奴隷になってしまうと、こんなひどい目に遭ってしまうのだ。と、言うことは……アタシまで加わってしまうと、「ご褒美」の快楽も3倍と言うことになる。それじゃアタシ達仲良し3人組は遠からず「ヘンタイ教師」宮本の手で身も心もボロボロにされてしまうだろう。そんなことは絶対に許せない!

「おっとしゃがんじゃ駄目ですよ。ご褒美は立って受け取るのが決まりですよ。やり直したくなかったら、2人ともがんばって立ったままイキましょうね~」

 一体何をわけのわかんない事を言ってるんだ、とうっすら目を開けたアタシは、サヤカとみっちゃんがしゃがむ事を許されず、黒革の筋が入った股間を両手で抑えて艶めかしい悲鳴を上げながら悶絶している姿が物凄く嫌らしい眺めになってしまうのに気付いてアッと思った。

ーー立ったままイクのがこんなにえっちだなんて……

 ちっちゃくてロリロリのサヤカも卑猥だったけど、モデルにしたいような長身でスタイルの良いみっちゃんが、大きな体を折り畳むようにしてアソコを抑えて悶絶するのは迫力満点のエロエロさだった。

「あ~っっっ!!! いくうう~っっ!!」
「駄目えっ! しゃがんじゃ駄目えっっっ!!!」

 先に白旗を挙げたのはみっちゃんだったけど、彼女が耐えきれずドサッと倒れ込んでしまったのを宮本は許さなかった。

「はい、やり直しですよ。ミチコさんは何のために部活で鍛えてるんです? さあ、もっと根性を出して下さい……」

 アタシは部活でえっちを鍛えるのかよ、とツッコミを入れたくなったけど、宮本の「立ったままアクメ」責めは2人を狂乱させながら続き、結局サヤカとみっちゃんは4回絶頂に達してようやく一段落付いたのである。

「はい、よく出来ました」
「ああ…・…ご主人様、ありがとうございました。クリトリスと、おまんこと、お尻が、とても気持ち良かったです……」
「ミチコさんも、ご褒美を頂いた後は、そう言わねばなりませんよ」
「ご、ご主人、様……」

 サヤカは深々と頭を下げながら感謝の言葉を口にし、まだ慣れないみっちゃんは少し口ごもっていたが、これが宮本のやり方だ。 一々口にさせられる事で、その言葉が奴隷である事を思い知らせて呪縛し、いつの間にか抜き差しならぬ精神状態に変えられてしまうのだ。

続く→ヘンタイ教師 5.マユの奴隷入会式

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プチSM千夜一夜ものがたり 第1期 目次