第43夜 変身
変身
 不登校で5年も引きこもっているシンイチは、ある朝念願の触手に変身してしまう。女性のエクスタシーをエネルギーに変えて存続するシンイチは、自分に冷たい父親に復讐しようと母親の熟れ切った肉体に絡み付き、父親の目の前で母を犯して極めさせる。だが、続いてただ一人自分に好意的な妹のさくらの部屋でかくまわれたシンイチは、いつの間にか女らしく成長したさくらを犯したいと言う触手の本能と、かわいい妹を汚してはならないと言う人間らしい良心との葛藤に苦しむ事に。だが、あまりに無防備なさくらにシンイチは遂に襲い掛かってしまうのだった。これは自信作。 (約2万4千字)

1.欲求不満の母の体で童貞卒業

 ある朝目覚めると、俺は触手になっていた。

 高校時代学校に行くのが嫌になって、以来21歳になる今まで自分の部屋で引きこもり生活を送っている俺を起こしてくれたのは、いつものようにばあちゃんだった。ばあちゃんは、布団にもぐり込んで出て来ない俺を起こそうとして、触手に変身した俺を見てしまったのだ。だが、まだまだ元気なばあちゃんは、変わり果てた姿の俺を見ても腰を抜かしたりせず、至って冷静だった。

「あんれま、しんいちがイソギンチャクになっとる」

 イソギンチャク??そうか。

 俺は、ばあちゃんの目にはイソギンチャクに見えるのかと知って、自分が触手に変身してしまったことを確信した。

「わしゃ、とうとうボケて来たんかいのう。マチコさーん! マーチコさんや~」

 ばあちゃんがボケているとは思えない大声で母さんを呼ぶ。

「はーい、お母さん何ですか~」
「ちょっと来ておくれ~。シンイチが変なんじゃ~」
「今行きま~す」

 こうしてやって来た母さんも、なぜかイソギンチャクみたいな触手に変身した息子を見ても、そんなにビックリしないので、俺は拍子抜けした気分だった。もしかすると俺が知らないだけで、この頃では人間が触手に変身することもよくあることなのかも知れない。何しろ俺の引きこもり生活も、もう5年になろうとしている。最近のニュースにうとい俺だから、そんな重要なことすら知らなかったのかも知れない。

 さて何を隠そう、この俺マナベシンイチは触手命、と言うくらい熱狂的な触手ファンだ。いや、この言い方には語弊がある。誰があんな気色悪い化け物を好むと言うのだ。正確に言えば触手が好きなのではなく、かわいい女の子が見るもおぞましい触手になぶられて、心ならずもアヘアヘよがりまくってしまうような、アニメだのゲームだの小説だのが大好物の、オタクなのである。そう、引きこもり歴約5年になる俺の生活の中心はデスクトップのPCだ。1日中ネットサーフィンで触手に陵辱されてイカされるヒロイン達を鑑賞しながら、俺もシコシコとせんずりに精を出す。そんな人間のクズみたいな俺だから、本物の触手に変身することが出来るなんて夢みたいだった。

 さて、母さんとばあちゃんは布団の上でうねうねと蠢いている俺を見ながらやはりちっとも驚いたりせず、淡々と会話を交わしていた。まあ俺自身がさほど驚いてないのだから、意外とそんなものなのかも知れない。

「いつわかったんですか?」
「さっき起こしちゃろうと思うて、布団をはがしたらこうなっとったんじゃ。わしゃこがいな気色悪いもんが孫だとは思いとうもないが、見ての通りこのイソギンチャクはシンイチじゃ」
「どうして、こんな気持ち悪いものになったの、シンイチ?」

 どうやら同居家族だけあって、この2人には触手になっても俺だと言うことがわかるらしい。

「わしゃ気分が悪うなった。後はまかせたよ、マチコさん」
「あ、お母さん! 私だってイヤですよ、こんなシンイチ……」

 ばあちゃんがさっさと出て行くと、俺は触手の本能で強い衝動に突き上げられるのを感じていた。

ーー母さんをめちゃくちゃに犯りたい……

 そうだ。ヒトだった頃はまだ童貞だった俺は、毎日5回はせんずって出してしまいながら、触手となって嫌がる女性を陵辱したいという歪んだ欲情を実現するため、こうして夢を実現したのだ、たぶん。すでに干上がっていると思われるばあちゃんには何も感じなかったが、40代後半で女盛りの母さんは俺の格好の餌食だった。俺はテレパシーで腹が減ったという意志を母さんに送った。極めてご都合主義だが、口は利けなくても家族にコミュニケーションすることは可能なようだった。そして母さんの方はおぞましい化け物に変身し、高度の知性があるとは思えない外見の俺に向かって普通に語り掛ける。

「おなかが空いたの、シンイチ。アンタ、一体何を食べるの?」

 へへへ、それはね……

 俺はあり得ないような敏捷さで瞬時に母さんの体に襲い掛かっていった。

「ぎゃあ~っ!」

  豚が絞め殺されるみたいな色気もくそもない悲鳴を上げようとする母さんの口を、俺の本体からいくらでも自由自在に伸びる触手の群れが塞ぎ、母さんは目を白黒させて苦しそうに呻く。よし、いいぞ、この感触だ! 俺は夢にまで見た女性を陵辱する歓びに突き動かされ、パンツルックだった母さんの着衣の下に侵入を開始した。それにしても触手と言うのは何と素晴らしいのだろう。相手の女性が服を着ていてもまるでお構いなしに、ちょっとした隙間からどんどん入り込むことが出来るのだ。

ーーやめなさい、シンイチ! アンタ、母さんに何しようって言うの?

 その上テレパシーだか何だか知らないが、母さんと言葉を交わすことも出来るのだ。いくら何でも都合が良過ぎる気がしないでもないが、全ては俺が勝手な妄想によって変身したものだから仕方ない。母さんは俺に食い殺されるとでも思ったか、恐怖で全身をガタガタと慄わせ必死で俺の触手の侵入を防ごうと苦闘しているが、まるで無駄だ。ヌラヌラした触手はツルツル滑って、いくら手で防ごうとしてもすり抜けてしまう上に、ゴムチューブのようにしなやかだが強靱で、口を一杯に塞ぐ気色悪いミミズの大群みたいな触手を噛み切ろうとしたって大変だ。万一切られても単細胞生物みたいに後から後から新たな触手が生えて来るのだから、俺はもう無敵状態だった。

ーーさっき言っただろ、おなかがすいたって
ーーやめてえっっ!!
ーーははは、母さんを食べたりはしないよ。俺は女性の快楽エネルギーを食べて生きるんだ
ーー何ですって!

 俺が女性の快楽などと息子にあるまじき言葉を掛けたものだから、母さんは気持ち悪い触手にはいずり回られている熟れた体をゾクゾクとおののかせ始めたようだ。何しろ体中に俺の分身のような触手を密着させているのだから、母さんが心ならずも興奮して心臓をドキドキさせたり、体をワナワナと慄わせたりする反応が全てお見通しなのである。

ーーここが母さんのアソコだね。入らせてもらうよ
ーーシンイチ、いけません! アンタ、何てことを……ああ……
 
 いけません、何て言われてもやめるわけはない。俺は触手達のコントロールタワーみたいになっている本体を、母さんのはいてた妙にえっちなスケスケパンツの中に入れると、ヒトだった頃は経験したことのない女性器の中に侵入を開始した。自由に変形出来る本体はもちろんチンポの形にさせている。ヒト時代の俺の祖チンより二回りくらい大きめの上、刺激的にしてやろうと思ってイボイボを浮き出させてみたら、出産を経験して緩くなっていると思われる母さんのアソコにはちょうど良かったようで、ギュウッと濡れた粘膜が嬉しそうに絡み付いて来た。

ーー母さん、どうしてこんなイヤラシイパンツをはいてるの?
ーーア、アンタには、関係ないでしょ……あ、イヤ、ダメっ!
ーーえへへへ~。正直に言わないと、中でクネクネしてブルブル慄えちゃうぞ~

 もう大人のおもちゃも顔負けだ。

ーーし、刺激が欲しかったから……これはホントよ……も、もうそんなに動かないで、シンイチ
ーー父さんのためじゃないのかい?
ーー父さんは……関係ありません

 さすがに少し驚いた俺は、浮気か? と思ったけど、それ以上せんさくはやめた。父さんは毎晩のように帰りが遅く、休日もめったに家にいない。仕事が忙しいらしいけど、ホントかどうかわかったもんじゃないと思っている。引きこもりの俺のことは、たまに頭ごなしに怒鳴りつけるだけで基本的には放っておかれている。実際父さんとはもう1月以上会っていない。俺はだから母さんが浮気したって、いい気味だとくらいに思っているわけだ。今はそれより、想像以上にエロい母さんの体を楽しむだけだ。

ーーふうん。じゃあ父さんとは、えっちの方もご無沙汰なんだ
ーーアンタには関係ありません!
ーーホントはえっちしたくてたまらなかったんでしょ、母さん?
ーー何を言うの!
ーーでも母さんのおまんこがグイグイ締め付けて来るから、俺ちょっと苦しいんだけど
ーーああ……あああ~……

 母さんはとうとう気持ちよさそうなよがり声をテレパシーで送って来た。口は触手を詰め込んでいるので使い物にならないのだ。ん?そうか、本体を自由に変形させられるのだから、分身である触手も形を変えればいいではないか。それに気付いた俺は、触手達の先端をポコチンの形にしてまるでろくろ首みたいなペニスにしてやった。口に詰め込んでたミミズの群れも1本にして、そのかわり母さんの口一杯を塞いでしまうような巨根にする。

ーーへえ、母さんってチンポをくわえるとクチュクチュしゃぶっちゃうんだ。下の口はギュウギュウ締めて来るし……
ーーそんなこと言わないで、シンイチ……

 さすが男に飢えた人妻だね、などと息子、いや触手にあるまじき言葉を噛み殺した俺は、母さんのアソコの中で居るべき場所にピタリと収まったような素晴らしい安堵感を覚えていた。極太のイボイボペニスがゆるゆるのおまんこにピッタリと言う意味ではない。考えてみればここで生を受けてこの世にやって来たわけだから、剥き出しの本能の塊である触手の俺にとって居心地が良いのは当然だ。

ーー母さん、しばらくここに居させてもらうよ
ーーダ、ダメよ、シンイチ! そんなこと、ああ……

 へへへ、ダメとと言ったって、俺がちょっと体をくねらせたり、全身を覆うチンポコ触手を蠢かせたりすれば、母さんはもうメロメロじゃないか。母さんはいつの間にか俺のベッドに上がり、仰向けでジーパンの上からアソコを両手で抑えて悶絶してるようだった。ばあちゃんがいつ戻って来るかわからないので、服を脱ぐことがためらわれるのだろう。いやあホントに触手は最高だ。こんな風に隠れて女とセックス出来るんだぜ。ん、セックス? これってセックスしてることになるんだろうか? だとすれば、今俺は実の母親を相手に童貞を卒業しようとしているわけだ。

ーー早く出て行きなさい、シンイチ! こんな所にこもっていても仕方ないじゃない……アン、イヤ、うふうんっ!

 そう言えば引きこもりの俺は、母さんに何度もここを出て行きなさい、と叱られたものだった。だが頑固なまでに動こうとしない俺に母さんも困り果て、もう最近では半ばさじを投げ諦めているようだったから、起こしに来たり食事の差し入れをするのは、ばあちゃんや妹のさくらの仕事になっている。そうして本人はのほほんと居座って、ネット中毒のような非生産的生活をしているのだから、とうにさじを投げている父さんでなくても、お前は人間のクズだ、とってと出て行け、でなきゃ死んでしまえ、とののしりたくもなるだろう。へん、誰がこんな居心地の良い場所を出て行くもんか。それどころか俺はヒトを卒業して、遂に触手になるという夢を実現したんだぞ、どんなもんだい!

ーー母さん、これまでずいぶん心配を掛けたね。おわびに俺が死ぬ程いい気持ちにしてやるよ。 母さんがえっちにイキまくってくれりゃ、俺もそのエネルギーを食って生きていけるんだ
ーー何を言ってるの、シンイチ! 私とあなたは親子なのよ、そんなことが許されるとでも……あ、あ、ダメよ、動いちゃイヤあっ!
ーーえへへ、良くなって来たみたいだね、母さん。そんなにグイグイ締め付けて来ちゃ、俺まで気持ち良くなって来たよ……

 母さんは触手などと言うおぞましい化け物に犯されることより、実の息子に犯されることばかり気にしているのがおかしかった。俺はヒトの女の快楽を貪り喰らう触手だぜ。そんな説教なんかしてないで、目一杯楽しもうよ、母さん。俺は母さんのぜい肉でたるんでるけど、イヤらしい成熟度では文句の付けようのない全身に這わせていたチンポ触手をくねらせて本格的な愛撫を開始した。

ーー母さんって、こんなにおっぱいが大きかったんだ。
ーーヒイッ!

 母さんは服を着てるとやせぎすでスタイルの良い美人に見えるのだけど、乳房は重々しく垂れ下がり、先端の乳首がグミのようにプックリと大きく膨らんだ淫らな体だった。モミモミ出来ないのが残念だったが、沢山の小さめな触手で膨らみをギリギリと緊迫し、先端部のえっちな実にキュッと巻き付いて刺激すると、母さんは歓喜の悲鳴を上げた。

ーーうりうり~、気持ちいいだろ、母さん……
ーーし、シンイチ、ダメっ!ダメえっっ!!

 調子に乗った俺が、エロエロの乳頭を包んだ触手をブルブルと慄わせながらさらに別の触手のチンポ型の先端でクリクリと弄ってやると、母さんは全身を激しくおののかせ、俺の本体を包み込むおまんこの締め付けもどんどんきつくなって来た。さらに興奮した母さんは口を占拠した大きな触手チンポをチュパチュパと舐めしゃぶってくれるので、俺のリビドーも頂点に達していく。

ーーか、母さん、気持ちいいよ!

 ジュバーッ!アソコに入り込んだ俺の本体と、口を塞いだ触手チンポが同時に大量の白濁液を放出したが、これには何と女性をえっちに狂わせる媚薬成分が含まれている。そのためますます母さんはのっぴきならぬ性的興奮から降りることが出来なくなるわけだ。

ーーえへへ、母さんの一番感じるオマメはど~こだ
ーーソ、ソコは……うひいい~っっ!!

 さていよいよ本丸の攻略だ。俺はまずこれまで頭の中の知識でしかなかったクリトリスを触手でまさぐり、すぐに探り当てると被さっていた包皮をペロンとめくってムキムキにした。童貞だったのにこんな細かい作業が出来るなんておかしな気がするが、女性の快感を貪り喰らう触手に変身した今、俺はもう本能的に女性の歓ばせ方を会得しているのだ。何てご都合主義のオイシイ設定だろう。が、最も感じる女性の急所のしこりを触手に剥き上げられた母さんは、それだけで素晴らしい反応を示してムキムキのエロ豆を見る見る大きく膨らませ、そこを乳首にしてやってるのと同様に触手巻きにしてブルブルと揺さぶりながら露頭をツンツン突いてやると、呆気なく達してしまった。

ーーああ~っ! シンイチ、母さんはイキますうっっ!!

 その瞬間俺の本体は押しつぶされそうな強い圧迫を感じ、母さんはドバッとえっち汁を放出してエロパンツをビショビショに汚す。女性の快楽エネルギーを吸って生きる俺は、母さんの絶頂によって少しだけ空腹が治まっていた。

ーー母さん、まだまだ食べ足りないな。もっと沢山イッテよ)
ーーああ……も、もう……

 実の息子が変身したおぞましい触手に責められての絶頂はさすがに強烈だったようで、母さんは弱音を吐いていたが、俺が大切な部分に入り込み全身に触手を張り巡らせている限り、おぞましい快楽から逃れる術はない。と、その時邪魔が入った。

続く→変身 2.家族の前で触手化した息子に犯される歓びで失神する母


変身目次

プチSM千夜一夜ものがたり 第3期 目次