桜の園
桜の園
 金持ちの子女が集う私立桜園高校の経営者で校長の桜園五郎は、皆に敬慕される人格者で地元の名士だが、巨根で若い女性のアナルに執着するSM愛好家だった。死病に冒された彼は、何人もの若く美しい女性が喜んで差し出す尻を並べて犯したい、と言う男の夢を実現するために、一癖も二癖もある性技に長けた男達を学園に集める。狙いを定めた7人の美しい女生徒と教師を同意の上で性奴隷に堕とし、鍛え上げた尻穴を校長に捧げさせる、壮大な「性奴隷プロジェクトの幕が今切って落とされたのだ。 (現在更新休止中)


2-11.性奴隷への誘い(5744字)

 校長室奧の隠し部屋で今日ものんびりと碁を打っていた桜園校長と倉沢医師は、男達が運び込んで来た大きな毛布の中から、簀巻きにされた女子高生が出て来たのを見て、目を丸くしていた。しかも彼女は誰もが認めるであろう、色白でサラサラの黒髪が印象的な典型的美少女である。

「何とまあ、かわいそうな事を……」
「まるで死体でも運んで来たみたいじゃの」
「上田優里を連れて来ました」

 苦しい簀巻きから解放されてドサリと床に投げ出された優里は、口に猿轡を嵌められ後ろ手に縛られた状態で横に転がったが、あまりにも意外な人物を見て、まさかと目が釘付けになった。

「んーっ!」

ーー校長先生!?……

 優里の表情が困惑から驚愕のような複雑なものに変わる。どうやら自分が大掛かりな罠に嵌って巧を初めとしたとんでもない男たちに拉致されたのだ、とわかっていたが、どうしてここで校長先生が現れるのだろう。優里にとって、桜園校長はいつもニコニコと物腰の穏やかな優しい老人のイメージでしかない。が、この犯罪行為の黒幕が校長だとしたら、自分では到底太刀打ち出来ない恐ろしい事態なのではないか。優里は顔からサーッと血の気が引き、全身の慄えが止まらなくなったのを感じていた。

「おうおう、思った以上にかわいらしい子じゃのう。とって喰おうというわけではないから、そんなに怖がらんでもええぞ」

 その口調はいつもの好々爺のような校長先生そのものだった。優里は自分は何か悪夢を見ているのではないか、あるいは悪い冗談ではないのかと本気で疑ったが、この後さらなる衝撃の連続が彼女を襲うことになるのだった。

「さあ、こっちに来るんだ」

 巧、雄二、竜の3人が優里の体を抱きかかえて、部屋のほぼ中央にある大きなベッドに仰向けで寝かせていった。

「ンンーッ!(嫌ーっ!)」

 そしてはだけてしまったスカートから露出した両脚を大きく開かされると、優里は性的な危険を感じて暴れようとしたが、男たちの力は強く簡単に脚をベッドの両端に付属していた革の拘束具で繋がれてしまった。これはどう考えても普通のベッドではない。優里は悪い冗談ではすまない事態が進行して行くのに絶望感を覚え、次に両手も広げた完全大の字に拘束されると、大きな瞳に辛そうに涙を浮かべていた。

「さて、上田優里さん。縛っておいて言うのは何ですが、大人しくしておれば絶対に痛い目に合わせることはありませんから、安心しなさい」

 校長が相変わらず落ち着いた口調で話し掛けるが、進行している恐ろしい事態とのギャップに優里は恐れおののくばかりだった。

「私達は美しい女性に最高の快楽を味わって頂くのが趣味の人間の集まりなのです」
「校長先生が話してるんだぞ! ちゃんと聞かないか!」
「まあまあ、乱暴な言葉使いはやめなさい。優里さんは気が動転しておられるのでしょう」

 巧が大声で怒鳴り、校長がたしなめたが、優里は最高の快楽と言うフレーズで恐れていた事が現実となる事を悟り全身をおこりにでも掛かったように激しく慄わせ始めた。今度は雄二が口をはさんだ。

「そうだ。目を閉じたらいけない事にしましょう」
「それでは和田先生。優里さんが目をつむったら1枚ずつ服を脱がせてあげて下さい」

ーーそんな!

 慌てて目を開け校長の方を向いた優里に、雄二はニヤけた様子で近付いて来た。

「優里ちゃんは学級委員らしいけど、どんな下着を着けてるのかな~ パンツはもちろん白だよね? 校則だもの……」

 優里は髪がボサボサでおよそ女性にモテそうにない雄二に生理的な嫌悪を覚えたが、ベッドの側に立った彼がすぐにも制服に手を伸ばしそうな気配を感じて、涙にけむる目を閉じる事は出来なくなった。

「あなたはその美しい女性として選ばれました。最高の感激を味わって頂くために、優里さんには桜園高校の性奴隷となって頂きたいのです」

ーーせいどれい、ですって!?

 その言葉が初めは理解出来なかったが、性奴隷、と漢字で頭に浮かぶと、優里は信じられない思いで激しく狼狽した。校長の言葉に耐えられなくなった優里が視線を外そうとすると、それも巧に咎められてしまった。

「おい、今は校長先生がお話ししておられるんだ。目を反らすんじゃねえ」
「じゃあ、目を反らすのもアウトだね。これを貰おうっと」

 雄二が嬉しそうにそう言うと、桜園高校の夏服セーラーの象徴である、胸元の真っ赤なリボンが奪われた。残るのは純白で濃紺の襟の清楚なセーラーブラウスだが、発情した乳房は美しく胸元を盛り上げていた。

「なかなかの巨乳ちゃんみたいだね~」

ーー嫌……

 優里は今だ治まらない体の火照りを再確認してうろたえた。ブラカップが勃起した乳首に当たるのがうとましい程、乳房はいつになくムズムズと発情しているのだ。

「お嬢さん、隠しても無駄じゃぞ。あんたが選ばれたのは学校でイケない遊びをしておる、けしからん生徒だからじゃ、ホッホッホ……」

 碁盤を置いた小テーブルをはさんで校長の向かいに座っていた倉沢医師がそう話し掛けて来た。その場で唯一見覚えのない不気味な白髪男の言葉に、優里はドキリとした。昨日祥子に相談を持ちかけられ、彼女が巧に襲われる現場を見て以来体に異常を来たし、あろう事か学校のトイレや保健室、そして授業中の教室でまで、胸と股間を弄ってしまっていたのだ。

ーーこれも罠だったのね……

 彼らの大掛かりな陰謀が徐々に明らかになって来たが、全身を大の字でベッドに拘束され口も塞がれた優里にはもう抵抗の余地は残されていない。閉じる事も反らす事も出来ない目を向けて、男たちの信じ難い話に耳を傾けるしかないのだった。

「嘘じゃないよ。ビデオを見てみようか」

 雄二がそう言うと、倉沢が小テーブルの後ろに置いてあった大画面のモニターに、何やら映像を流し始めた。すぐに覚えのある声が聞こえ、優里は頭をハンマーで殴られたようなショックを覚えた。

「これはあんたじゃの?」

 倉沢が言った通り、それはトイレで激しオナニーに耽っている優里自身であった。カモフラージュで水を流しているのにはっきりわかる程、優里の乱れる声は大きかった。

「優里さんがこんなにススんだ女子高生とは思いませんでしたな。学校のトイレでこんなことを……いつもこんなに激しいんかいの?」

 校長の言葉にとうとう耐え切れなくなった優里が目を反らすと、すかさず雄二がエヘヘと下品に笑いながらブラウスを脱がせてしまい、アンダーシャツの下から純白のブラジャーがはっきりと見えた。優里は血を吐くような辛い思いで、再び自分の耐え難い痴態を見つめなければならなかった。

「あなたはまだ処女なのですか?」
「それはすぐにわかるじゃろう」
「クリちゃんを弄るばっかりで、中には指を入れてないもんね~」

 そんな事までわかるくらい鮮明に撮影されていた事に、優里は愕然とした。

「優里さんはこういう願望がおありのようなので、ご招待したのですよ。性奴隷になって頂ければ、もっと素晴らしい経験をして頂けましょうて」
「校長先生のお言葉がわかったか? 優里」

 巧に聞かれた優里は思わずイヤイヤと頭を振っていた。

「あ、ウンと言わないのもNGにしちゃおうね~」

 雄二がそう言ってシャツを脱がせ、とうとう上半身はブラジャーだけになった。

「素直に言う事を聞かないと、あっと言う間にスッパダカになるぜ。性奴隷になりたくないんだったら、あのビデオがバラまかれる事になる。何なら、親や友達の携帯に送信してやろうか?」

 チンピラ不良の本性を露わにした巧の脅迫に優里は凍り付き、自分がどんどん窮地に追い込まれていくのを絶望的に感じていた。

「優里さん。性奴隷になる事に不安になるのはもっともですが、心配する必要はありません。ここで、先輩の奴隷さん達を紹介しましょう」
「さあ、あちらを見るんだ」

 竜がそう促すと、優里の視界から外れた所で罪悪感に苛まれながら一部始終を見守っていた、性奴隷1号の舞子先生と、2号の相田祥子は、男達と優里の拘束されたベッドの中間に進み出たのである。

ーー飯川先生! それに祥子さんまで……ああ、何て事……

 先輩奴隷と紹介された舞子先生と祥子は、優里と同じく口に何かを詰められて声が出ないようにされていた。優里は丈夫な布の古典的な猿轡だったが、2人の口には弾性のある穴の空いたボールが噛まされている。それは声を完全に封じるだけでなく、穴からダラダラと唾液がこぼれて装着者の恥辱を煽る、本格的なSM道具であった。性的な初心な優里にもはっきりわかる、いかがわしいSM道具を2人が口に入れられているだけでも、優等生美少女の胸を妖しく掻き乱すのに十分な眺めだったが、さらに信じられないような衝撃的な光景が繰り広げられる事になるのだった。

 一方舞子と祥子は口枷を嵌められただけで四肢は自由であり、下着は奪われていたが白衣とセーラー服を着用していた。が、彼女たちが一緒に男たちに抗ってくれるのではないかと言う優里の淡い期待もむなしく、2人は何とも申し訳そうな悲し気な視線を囚われた優里に送りながらナヨナヨと色っぽく体を慄わせながら立ちすくむばかりで、優里の胸は絶望に染められていった。

「服を全部脱ぎなさい」

 校長が静かに命令すると、2人ともためらいなく白衣とセーラー服を脱ぎ捨てていった。

ーーそんな……

 手脚が自由なのにどんどん服を脱いでしまう2人の姿に、性奴隷、と言う言葉の意味が少しだけ理解出来た優里は、自分も命令されたら裸にならねばならないのかと思うと舞子と祥子の色白の素肌が露わになるのに耐え切れず、目を反らしてしまってとうとう雄二にブラジャーを剥ぎ取られてしまった。

 舞子の女盛りの見事な肉体と、祥子のまだ幼いが性の歓びに完全に目覚めた早熟な体に勝るとも劣らない、見事な隆起を見せる形良く均整の取れた優里の乳房が姿を現すと、おお~、と賞賛するような声を上がった。男達の感慨を代表するように校長が言う。

「なかなかお見事なおっぱいですね。乳首がツンと勃って、素晴らしく綺麗ですよ」

 優里の体は残存する猛烈な疼きでどうにも興奮状態から下りる事が出来ないでいる。乳首がいつもの倍くらいにコリコリになって、胸の膨らみもバーンと自分のものではない錯覚を覚えるくらいに発情して膨らんでいるので、そういう賞賛は優里の羞恥を煽るばかりだ。ブラジャーを奪った雄二も、涎をこぼさんばかりの舐めるような視線で優里の乳房に感激して言った。

「先っちょがコリコリになって、今にも触って欲しそうだね。おっぱいもこんなに大きいなんて……うう、たまらないなあ……」
「まだ手を出してはいけませんぞ」

 校長がたしなめるように言うと、いつの間にか舞子と祥子は一糸まとわぬ全裸になったようだった。

「よし、それじゃ2人並んで立って、性奴隷の体をよく優里に見せてやるんだ」

 巧がそう言って2人の美しい色白で滑らかな裸体がすぐそこに並ぶと、優里は、綺麗だわ、と場違いな感想を持ってしまった。性奴隷と言う言葉から、縄で縛られた無様な格好を想像していた優里は、同姓の目から見ても見事な裸体美を競わせている2人に圧倒された気分だった。が、やはり美しいのは一見しての事であって、性奴隷の現実に優里は嘆息させられる事になるのだった。

「優等生さん、こいつらの股の間をよく見な。おい、脚を少し広げてしっかりマンコを見せろ」

 そんな所をまじまじと見るのはいたたまれなかったが、ベッドの横で自分の下半身を脱がせようと待機している雄二に隙を見せるわけにはいかない。仕方なくゆっくりと広げられた2人の股間に視線をやった優里は、あっ、とショックを受けて目を伏せてしまった。

「ははは、毛がないのがそんなにショックか。性奴隷に余分な毛は必要ない。お前もじきに剃り上げてやるよ」

 巧がそう言い、雄二はへへへとスカートを脱がせながら優里に話し掛ける。

「うん、校則通り真っ白のパンツだね、感心感心。おや? 少し濡れて透けてるぞ……」
「おい! もうパンツまで脱がせて欲しいのか? こっちを見るんだ!」

 雄二がニヤニヤ笑いながら、すでに発情して染みを作ってしまっているパンツに手を掛けると、優里は最後の気力を振り絞って舞子と祥子に視線を戻した。

「毛がないくらいはどうって事ないぞ。舞子、祥子、腰を突き出してマンコを指で広げて見せな」

 巧の命令でそんなストリッパーのような格好を見せる2人から目が離せない優里は、もう許して、と完全にギブアップの気分だったが、舞子と祥子は見せつけるように大胆な指遣いで女性の一番大事な箇所を無惨に晒け出していた。

「この赤いポッチリがわかるか? 優里」

 無毛の股間の陰唇を指でくつろげている2人の指の間に、鮮やかなサーモンピンクが咲いているのが優里の目に飛び込んだ。

ーーま、まさか……

「クリトリスだ。性奴隷はココの皮を切り取って剥き出しにされる決まりだ。こうされた女はいつもムズムズと発情して、歩くだけでクリが擦れて男が欲しくてたまらない、はしたない体になると言う寸法だ」

ーーもう嫌あっ!

 どうにも我慢出来なくなった優里はとうとう目を完全に反らして、雄二にパンツを奪われていた。

「優里ちゃんのホカホカの染み付きパンツ、貰ったよ」
「もうギブアップか? こんなのはまだ序の口だぜ」

 全裸に剥かれた優里に、校長が駄目押しのように言う。

「性奴隷になる覚悟は付きましたかな?」

 優里はもちろん嫌々と大きく首を振って拒絶の意を示した。こんな無惨な肉体改造を見せられて、承諾出来る筈がなかった。が、美少女のそんなはかない抵抗は、責める男たちにとって格好のスパイスとなるだけであった。

「まあいいでしょう。それではあなたが進んで性奴隷になる気分にさせてあげましょう。皆さん、しっかりお願いしますよ」
「じゃあ、まず記念撮影するかな」

 男たちがベッドに集まって来て、雄二が大の字に開かれた股間を狙いパチパチとデジカメのシャッターを切っていくと、優里は猿轡に塞がれた口元からシクシクと嗚咽をくぐもらせるばかりになっていた。だが、こんな状況なのに薬物で発情した優等生美少女の体の火照りは強まる一方で、上に負けないくらい露出した下の唇からは早くもジクジクと淫蜜が溢れ出そうとしていたのである。


続く→桜の園 2-12.先輩奴隷のレズテクニック

戻る→桜の園 2-10.囚われた美少女


桜の園目次