お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆ミステリーとしては凡庸な内容。中盤以降に真犯人が突然現れるのも、感じが良くない。 が、加賀の捜査が柔らかくて人情に溢れ、相手に警戒感を抱かせないのは非凡である。事件の核 ...
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カテゴリ:日記 > 読書感想
2025年5月14日の日記② 高橋洋一「高橋洋一のファクトチェック2025 フェイクとおバカの見分け方」(評価:4)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆高橋先生の著書は、自身満々で、説得力もあるんだけど、よくわかってない私は、眉に唾を付けて読む事にしている。信者になったらいけないからね。 ...
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2025年5月11日の日記② 塩野七生「ローマ人の物語 (37) 最後の努力(下)」(評価:4)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆キリスト教を振興させ、キリスト教徒からは「大帝』とあがめられるコンスタンティヌス帝。ローマ帝国は、一神教であるキリスト教とは、本来相容れない事が、よくわかった。 それで ...
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2025年5月6日の日記②池上彰「知らないと恥をかく世界の大問題15 」(評価:5)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆退職して時間が出来たため、最新刊が出る前に読了出来て、嬉しい。 今巻で参考になったのは、中国の発展に陰りが見えている事。かつて日本がたどった道と同じ、と言う説明も分かり ...
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2025年5月2日の日記② 宇佐美りん「かか」(評価:5)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆「推し、燃ゆ」は才気あふれる新人の傑作だと思ったけど、この作品は凄い。狂気すらうかがえる鬼気迫った内容で、濃密過ぎてなかなか読み進めない。おまけに、作者オリジナルの「かか ...
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2025年4月28日の日記② 東川篤哉「探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに」(評価:4)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆このシリーズ、とぼけた作者が、ネタをぶち込んで来るので、油断がならない。今巻で言えば、挑戦状を叩き付けるライバルの名前。私は最初全くわからなかったけど、そのネタは凄いね。 ...
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2025年4月24日の日記② 東野圭吾「マスカレード・ゲーム」(評価:4)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆おなじみのキャラと、舞台設定。非常に読み易く、読書スピードが上がった。さすがベストセラー作家。 内容も興味深く、飽きずに読む事が出来た。新奇さはないが、「定食の味」と評 ...
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2025年4月20日の日記 ピエール・シニアック「ウサギ料理は殺しの味」(評価:3)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆これは発想が奇想天外で、正にブラックユーモア。よくこんなアイディアで作品を仕上げたものと、感心した。 ただ相当読み辛い。翻訳の問題ではなく、核心に迫るまで、奇妙な事件を延 ...
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2025年4月16日の日記②「貧乏神あんど福の神 怪談・すっぽん駕籠」田中啓文(評価:4)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆今巻も奇抜な設定を、楽しいエンタメ作に仕上げる作者の名人芸。新しい妖怪の設定を考えて楽しんでる丁稚に、重なって見えた。 本当は苦しんでるのかもしれないが、作者自身が奇抜な ...
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2025年4月13日の日記②「街道をゆく 38 オホーツク街道」司馬遼太郎(評価:5)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆北海道考古学と言う、聞き慣れない学問について、司馬さん一龍の語りが教えてくれ、真の教養が身に付く一冊。いやあ勉強になった。 ...
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2025年3月26日の日記 綾辻行人「十角館の殺人」(評価:5)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆名作と言う噂はよく聞く、綾辻行人さんの「館シリーズ。面白い事はわかっていたが、フォローする作家が多すぎるのも懸念され、あえて避けてきた。定年退職で時間が出来たので、シリーズ ...
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2025年3月20日の日記 北方健三「楊令伝 13 青冥の章」(評価:5)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆楊令伝だから、楊令の動きに注目の筈だが、今巻では、岳飛と蕭珪材の一騎打ちが、熱かった。楊令は非戦を貫いて国作りに取り組んでおり、本筋に外れた感はあるものの、互いを認める2人 ...
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2025年3月14日の日記 米澤穂信「米澤屋書店」(評価:4)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆多くの本を読んで来た、ミステリー作家のビブリオエッセイ。ファンだから当然ながら、とても楽しく読み終えた。 ミステリーに限ってないので、膨大な本の大半は、興味が持てなかった ...
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2025年3月8日の日記 小田雅久仁「残月記」(評価:5)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆評判通り、素晴らしい傑作だった。「月」をモチーフの連作、と言うよりそれぞれ独立した中編の作品集。関連はないのだけど、徐々に緊張が高まり、表題作で最高潮に達する、そんなイメー ...
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2025年3月2日の日記 須賀しのぶ「夏の祈りは」(評価:4)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆須賀しのぶさんは、本当に野球、特に高校野球が好きだと分かる作家。野球に関する知識が、付け焼刃でなく、本格的で、安心して読む事が出来る。 高校野球に関しては、しっかり取材し ...
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2025年2月23日の日記 アガサ・クリスティー「白昼の悪魔」(評価:5)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆割合外部と隔離された状況で、避暑地のホテルに集まった人々。名探偵として有名なポアロも含めた人々の様子が描かれるのだが、なかなか辛辣な人物像もあって、面白く読ませるのは、流石 ...
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2025年2月17日の日記 塩野七生「ローマ人の物語 (36) 最後の努力(中)」(評価:3)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆塩野さんの文章力で、比較的スラスラ読めたのだけど、正直何が言いたいのか、よくわからなかった。恐らく、私自身の素養が不足してるのだろう。「キリスト教の公認」が大きいらしいが、 ...
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2025年2月11日の日記 田中啓文「貧乏神あんど福の神」(評価:4)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆少し設定が複雑で、慣れるのに時間が掛かった。後はいつもの、肩の力が抜けた、楽しいエンタメ作品。よくこんな奇妙な設定を思いつき、作品に仕上げたもの。さすが、と感心した。 主 ...
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2025年2月7日の日記 神林長平「アグレッサーズ 戦闘妖精・雪風」(評価:5)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆私見では、日本最強のSF作家である、神林長平さんのライフワーク。「戦闘妖精・雪風」は、文字通り日本最高峰のSF作品であり、本作では神林SFの神髄を堪能した。 それは「敵は海賊」 ...
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2025年2月2日の日記 東川篤哉「放課後はミステリーとともに」(評価:4)感想
お早うございます、二次元世界の調教師です。読書感想を書いたので、ご覧下さい。 ☆ユーモアミステリ、と言っても、吹き出すほどではなく、少しニヤリとする程度。ファンの私には嬉しいカープネタも、そもそもプロ野球好きでなければ、意味不明かも知れない。主人公の名 ...
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